ソフトボール部(女子)
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【ソフトボール部女子】好機掴み、リーグ開幕戦白星スタート

第55回春季関西学生ソフトボールリーグ戦

 4月13日、園田学園女子大学(兵庫県)において、第55回春季関西学生ソフトボールリーグ戦が行われた。開幕戦の相手は関大。3-0で同志社が勝利を収めた。

試合前の選手たち

 昨秋に新体制となり、秋季リーグでは惜しくも準優勝に終わった鈴木組。春季リーグでは関西優勝を目標に掲げ、闘志に燃える選手たちは絶好のスタートを切った。

先発投手の櫻田(スポ3)

 同志社は後攻。2回まで両者ともに三者凡退で拮抗(きっこう)した展開が続く。3回表に左中間を割る打球で相手に出塁を許すも、先発を務める櫻田が相手打線テンポよく抑える。

 大きく試合が動いたのは4回裏。日紫喜(商3)が左中間に伸びるヒットで進塁すると、相手の失策も絡み、続く前納(社4)、鈴木つ(社4)で一気に満塁の好機が訪れる。「1番バッターとして進塁し、チームの流れを作りたかった」(日紫喜)。ここで何としても点に繋げたい同志社。バッターボックスに生駒(スポ4)が立つと、センターフライで日紫喜が生還し、先制点をあげる。

ヒットを打つ妹尾(スポ2)

 勢いに乗る同志社は、妹尾(スポ2)の適時三塁打で追加点を獲得(2-0)。ベンチは歓声に沸き起こった。6回裏では鈴木が内野安打で出塁すると、続く生駒の犠打で2塁へ。ここで大久保(スポ3)の左中間を破るスリーベースヒットで得点する(3-0)。

話し合う選手たち

 後半から活気づく打撃陣に応えるように、櫻田が相手打者を次々と討ち取っていく。 7回まで好投を見せると、ここで救援に入ったのは鈴木巴(スポ1)。「緊張したが、先輩の声で安心して投げることが出来た」(鈴木巴)。身長174㌢の期待の新星が長いリーチを生かし、力強いピッチングを披露した。その後も無得点に抑え、リーグ初戦を白星で飾った。

堂々としたピッチングを見せる鈴木巴

 「中盤にバッティングで点を取れたことはとても良かった」(鈴木つ)。前半の立ち上がりに苦しむも、投手陣の粘りで流れを掴んだ同志社。新メンバーも加入し、ピッチャー陣にもさらに期待がかかる。初回から徹底した守備と積極的なバッティングを誓い、チーム一丸となり、関西制覇に向けて突き進め。(撮影・小野理紗、文責・岡本和香)

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