8月3日、防災公園野球場(三重県)において、第56回西日本大学女子ソフトボール選手権大会が行われた。初戦の相手は安田女大。1回裏に大量得点を獲得し、10-2でコールド勝ちを果たした。幸先の良いスタートを切り、初戦突破した同志社。明日の対鈴鹿大戦へ駒を進めた。
初回から同志社打線が爆発した。最初にバッターボックスに立ったのは鈴木(社4)。「思い切り自分たちのソフトボールをやろうという気持ちで迎えた」(鈴木)。四球で進塁すると、江濱(スポ2)が内野安打を放ち得点圏に侵入する。鈴木が生還し先制点をあげたのを皮切りに、生駒(スポ4)のレフト前ヒットで追加(2-0)。
さらに猛攻は続く。妹尾(スポ2)のヒットに相手の失策も絡み、相手の守備を崩すとさらに3点をあげる(5-0)。試合の主導権を握った同志社は、この回合計8得点を上げた(8-0)。
同志社の先発は櫻田。序盤から安定した投球を見せ、2回は三者凡退に抑える。続いて林、入口と登板し、ランナーを1人も出さない見事なピッチング披露した。その後も打線の勢いは止まらず2点を追加し、10-0で4回コールド勝ちを果たした。
「ほとんどの選手が出場して良い流れを作れたのがよかった」(鈴木)。大量得点をあげた一方で、無失点に抑えられた回を課題として振り返った。明日の対戦相手は鈴鹿大。全員総力で試合に臨み、着実に一勝ずつ掴み取ってほしい。(岡本和香)