ソフトボール部(女子)
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【ソフトボール部女子】春リーグ開幕戦、白星発進!

4月16日、大阪大谷大学において、第53回春季関西学生ソフトボールリーグ戦が開催された。約半年ぶりの公式戦の初戦、神戸親和女子大に3-2で勝利。開幕戦を白星で飾った。

主将に山口未(スポ4)、副主将に塩川(スポ4)を据え、昨秋11月に新体制が始動した。スローガンは「築 KIZUKI」、掲げる目標は「日本一」。全国一という高みを目指し、日々練習に汗を流している。3月に行われた熊野市長杯では3位という好成績を残しており、滑り出しは良好。新戦力の1年生を迎え入れて今一段選手層を厚くした同志社は、万全の態勢で春リーグに臨む。

同志社の先発を任されたのは和田だ。2回、初球から中安打を放たれ、犠打で無死一、二塁。続く打者に中適時二塁打を浴び、先制点を奪われてしまう。しかし、同志社も負けじと反撃。同回裏、先頭の4番山口未が中安打でチャンスを作ると、1点を取り返した。続く3回で追加点を献上するも、裏には眞嶋(スポ3)と生駒(スポ2)が安打で出塁し、得点に貢献する。スコアは2-2と、一進一退の攻防を繰り広げた。

5回途中からは和田に代わり櫻田が大学初登板。物怖じしない力強いピッチングを見せ、3イニングと1/4を無失点で抑えた。

好投を見せる櫻田

その後、何度もチャンスを作るものの得点には結びつかない。7回を同点で終えると、試合は延長タイブレークへともつれ込んだ。延長8回裏、一死一塁の場面から故意四球によって満塁策を取られる。ここで打席に立ったのは和田。「打つしかない」と覚悟を決めて放った打球は遊適時打に。その間に鈴木がホームインし、サヨナラ勝ちを決めた。

打席に立つ和田(スポ2)

初戦を制し、幸先の良いスタートを切った。「日本一」の目標を達成するため、まずはチーム一丸となり、全国への切符をつかみ取れ。

(撮影・文責 城山歩美)

【スターティングメンバ―】

1 眞嶋 (左)

2 鈴木 (ニ)

3 生駒 (指)

4山口未 (捕)

5 弓納持 (左)

6 和田 (投)

7 麻生 (一)

8 小笠原(遊)

9 塩川 (FP)

【バッテリー】

和田―山口未、櫻田-山口未

【コメント】

杉原監督

――本日の試合を振り返って

初戦だったので、多少硬さもあったとは思います。点を取られても、すぐその裏の回に追いつけたっていうのが、良かった点だと思います。

――熊野市長杯3位について

これまで勝ったことが無い大学チャンピョンの日体大にも勝てたので、すごく自信につながったと思います。その自信をもって春リーグに臨んだことが、今日の結果につながっているのだと思います。

――新戦力に関して

途中、和田から引き継いで櫻田も投げました。肝の据わった良いピッチングをしてくれました。よくやってくれたと思っています。櫻田だけじゃないけどね。みんな。

――次戦に向けて

初戦とれて、明日はダブルヘッダーなのでね。和田が投げて、今日の一年生の櫻田も投げると思います。今日ぐらいの良いピッチングをしてくれたら、いい試合ができると思っています。

#9 和田

――今日振り返って

個人的なことで言ったら、初回の入りが悪くて、自分のピッチングでチームに点を取る雰囲気をもたらすことができなかった。そこが課題、反省点だと思います。でも、チームとしては、守備でも攻撃でも集中力を切らさずに、全員が「一点をもぎ取ろう」という気持ちでできたと思います。雰囲気もすごく良かったですし、助けられたなという風に感じています。

――延長8回の打席について

後輩ピッチャーが抑えてくれているので、打つしかないかなって。きれいなヒットではなかったですけど、良かったです。

――次戦についての意気込み

明日は、2試合、ダブルヘッダーです。一部リーグだし、強いチームとも当たるので、今日の反省点も生かして、全員で勝ちに行けたらいいなと思っています。

#10 山口

――本日を振り返って

初戦ということもあって、みんなちょっと硬かったかなと思います。これから先の試合でも、一番難しい試合だったのかなとは思います。でも、その中で勝ち取れたというのはすごく大きいです。

――熊野市長杯3位という結果を受けて、今試合にはどのように挑んだのか

熊野市長杯は公式戦ではないので。その辺を考えると、今回は公式戦ということもあって、インカレもかかっているので。ちょっと力が入っていたのかな、とは思いますけど…良かったと思います。

――新戦力に関して

途中から投げたピッチャーも1年生なんですけど、和田とは違った良さがあって。他にもピッチャーが1年生に一人いて、野手でも残り4人入ってきました。試合では今日は使えなかったですけれど、それぞれに長所があって。1年生がこの春リーグで活躍してくれることが、このチームにとって一番いいことだと思うので、期待しています。

――1年生ピッチャー(櫻田)の良さはどんなところ?

やっぱり、球の威力。スピードだったり球の重さだったりっていうのは、和田に負けないくらい力があると思う。そこに関しては、自分もすごく信頼していたので、あの場面で自信をもってピッチャー交代できました。

――次戦にむけて

明日、ダブルヘッダーで2試合あります。一試合一試合戦っていきたいと思うし、今日の試合を通して、みんなリーグの難しさを感じてくれたと思うので、今日勝ったことを明日からの試合に活かして、勢いづけられるように頑張っていきたいと思っています。

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