ソフトボール部(女子)
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【ソフトボール部女子】最終戦で笑顔の白星締め

第55回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦

左・鈴木つ(社4)、田中(法3)

 10月5日、大阪大谷大学において第55回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦が行われた。鈴木つ組として挑んだ最終戦で大阪大谷大に1-0で勝利。4人の4年生は笑顔で大学ソフトボール人生に終止符を打った。

構える前納(社4)

 試合は3回に動いた。前納が左越え二塁打で塁に出ると、日紫喜(商3)に打席が回る。1死二塁からセーフティバントで相手の意表を突くと、エラーに乗じて先制点を獲得(1-0)。流れを引き寄せた。4回表に二塁打で得点圏への進塁を許したが、鈴木つと日紫喜の好守備で窮地を脱する。6回裏、鈴木つが三遊間への安打で出塁。続く妹尾(スポ2)が犠打でチャンスメークするも、惜しくも得点には至らなかった。

左・生駒(スポ4)、入口(社3)、小笠原(スポ4)

 前納をはじめとする打撃陣の活躍が光る中、投手陣も好投で魅せた。今試合で先発を務めたのは櫻田(スポ3)。持ち味のストレートで初回を三者凡退に抑えるなど、安定感のあるピッチングを披露した。3回途中からは入口、5回からは鈴木巴(スポ1)、7回からは林(社2)が登板。それぞれが多彩な投球術で相手打線を翻弄(ほんろう)し、中盤につくったリードを守り抜いた。

ハイタッチする左・妹尾、江濱(スポ2)

 試合後、4年生それぞれが部員や支えてくれた人たちに向けた感謝の言葉を口にした。後輩たちが目に涙を浮かべる場面もあり、終始温かい雰囲気の中行われた最後のミーティング。遠方からも多くの応援が駆けつけ、会場は拍手と笑顔に包まれた。

 幾度も歴史を塗り替え、数々のドラマを生んだ4年生。「自分たちと比較されると思うけど、そんなことは気にせずとにかくソフトボールを楽しんで思いっきりプレーしているところを見たい」(鈴木つ)と、後輩たちに期待を寄せた。「これから先離れてもみんなで頑張っていけたらいいなと思う」(生駒)。4年生は共に切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間との時間を惜しみながらも、すがすがしい表情でグラウンドをあとにした。(文責・小野理紗、撮影・岡本和香)

【スターティングメンバー】

1日紫喜(遊)

2江濱(中)

3鈴木つ(ニ)

4妹尾(左)

5生駒(一)

6小笠原(三)

7関(DP)

8田中(右)

9前納(捕)

【バッテリー】

櫻田-前納

入口-前納

鈴木巴-前納

林-伊藤

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