ソフトボール部(女子)
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【ソフトボール部女子】ダブルヘッダーに1勝1敗

4月30日、大坂大谷グラウンド(大阪府)で行われた第53回春季関西学生ソフトボールリーグ戦。同志社は大阪国際大と大阪大谷大のダブルヘッダーに挑んだ。対大阪国際大では打線が振るわず7回サヨナラ負けとしたが、その後行われた対大阪大谷大では勝利への執念を見せ3-1。勝ち星をつかみとった。

  1試合目は大阪国際大戦。固い守りで相手を抑えるものの、攻撃のリズムを作ることができない。両者共にスコアボードに0を並べ続けた。

主将の山口未

0-0で迎えた7回裏、2死二塁の場面。打者が放った打球は三塁へ転がった。試合は延長戦へもつれ込むかと思われたが、ここで痛恨の失策。2死一、三塁とされた。何としてでも抑えたいところだったが、続く打者に左適時打を浴びる。延長タイブレークまで残り1死から、失策と安打が絡み無念のサヨナラ負けを喫した。

2試合前の相手は大阪大谷大。両者無得点で迎えた4回、沈黙を破ったのは同志社だった。先頭打者の堀井が右中間真っ二つの三塁打を放つと、弓納持のタイムリーで1点を先制。

三塁に到達した堀井

続く5回、眞嶋が左中間二塁打で出塁。続く堀井は再び長打を放ち、中適時二塁打とした。山口未が左適時打を放ち、走者が生還してさらに1点を追加。打線がつながり、合計3点を奪って白星を挙げた。1試合目の敗戦の雰囲気に流されず、切り替えて全員でつかんだ勝利だった。

今試合においても、力投を見せたのは和田とルーキーの櫻田。チームを支える投の2本柱として、相手打線をロースコアに抑え続けた。今後もさらなる活躍に期待だ。

力投を見せる和田

ルーキーの櫻田

次戦は園田学園女子大と太成学院大のダブルヘッダーに挑む。両校ともに関西上位の強豪だ。「自分たちが挑戦者だっていう気持ちを忘れずに、一球一球に食らいついて泥臭くやる」(山口)。次の戦いでも同志社らしいプレースタイルを見せて欲しい。

(撮影・長瀬来瞳、文責・城山歩美)

〈大阪国際大戦〉

スターティングメンバー

1 眞嶋 (中)

2 鈴木 (ニ)

3 生駒 (一)

4山口未 (捕)

5 弓納持 (左)

6 和田 (指)

7 麻生 (三)

8 小笠原(遊)

9 塩川 (右)

FP 櫻田

【バッテリー】

櫻田―山口未、和田―山口未

〈大阪大谷大学〉

スターティングメンバ―

1 眞嶋 (中)

2 堀井(指)

3 生駒 (一)

4山口未 (捕)

5 弓納持 (左)

6 和田 (投)

7 麻生 (三)

8 小笠原(遊)

9 鈴木(ニ)

FP 塩川(右)

【バッテリー】

和田―山口未、櫻田―山口未

〈コメント〉

監督

――2試合振り返って

2勝できたと思うんですけど。1勝1敗で何とか首の皮1枚つながったかなっていう感じで、次の試合につながると思います。

――明日に向けて

両方とも強豪校なんで、胸を借りるつもりでぶつかるしかないかなというふうに思っています。

山口未

――2試合終えて

1試合目も、苦しい中で、ミスをしてはいけないところでミスが出て。点を取れないといけないところで点が取れなかったっていうところで、大事なところでのミスだったり、打ち損じ立ったりとか、大事なところでできなかったっていうのが1試合目の反省点で、2試合目に関しては1本欲しい場面で打てたので。そこは良かったかなと思います。明日に向けて考えると、もう少し工夫をして、ソフトボールしていかなくてはならないなっていうかんじですかね。

――両試合共にヒットを放ったが

そうですね…。うーん。自分の結果はどうでもいいんですけどね。

――明日に向けての意気込み

両方とも強いし、関西リーグの中でも上位にきているチームに当たるっていうことは、これから勝つことが一番大事ですけど、まずは自分たちのソフトボールすることと、勝ちたいっていう気持ちよりも、自分たちが挑戦者だっていう気持ちを忘れずに、一球一球に食らいついて、泥臭くやることができたらいいかなと思います。

和田

――試合を振り返って

初戦は0に抑えていたけれど、なかなか自分たちのリズムに持っていけなくて、最終打たれて…という結果になって、そこで悪い雰囲気でいかずにこの試合をとれたのは大きかったと思うし、明日の2試合にもつながる悔過になったのではないかと思います。

――連続試合はハードだったか

もう一人の1年生の子がつないでくれたので。1人じゃダメなので、助けてくれて、ありがたいなって感じです。

――明日の意気込み

上位のチームなので、簡単に勝てないっていうことはみんなわかっている。その中で、今のかてたという雰囲気をこのまま持って行って、自分たちのソフトボールをしたら、勝ちにつながるって思うので、自分も自分のできることを精いっぱいやって、勝ちたいと思います。

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