ソフトボール部(女子)
HEADLINE

【ソフトボール部女子】4年生試合後インタビュー                                                                                           

#10 山口未葵(スポ4)

――今日の試合について

勝てなくて申し訳ないというか‥悔しいのもそうだし、申し訳ないという周りへの思いもそうだし。自分たちはこの1年間、守備を徹底的にやってきて。守備に関しては本当に練習してきたことが全て出せたので完璧だったかなと。ピッチャーを打ち崩せなかったのは、そこに関しては技術の差を感じました。でも、今回の負けを通して、自分たちがここまでやっても届かない、勝てない部分があるのを、勝つためにどう考えてどういう風にしていくかというのは、残った子たちに託して。自分たちはサポートに回っていきたいと思っています。今回勝てなかったのは、悔しいの一言やし。本当に一瞬で終わったなって。あっという間に終わって、スコアボードを見て、ああ、負けたんだって。でもすごく楽しかったし、個人的には3年間バッテリーを組んだ和田凛の成長を一番感じることができたゲームだったし。すごく感慨深い試合でした。

――最後の大会への意気込み

もちろんこのチームがスタートしたときに、日本一になりたいっていうのを四年生全員で決めて。日本一になるっていう思いでこの大会に挑んで。金沢学院大って、3年前に負けた相手でもあって。初めてインカレに出たときに最後に負けた相手で、リベンジのつもりもあったし、その後のことは全く考えてなくて。もちろん日本一を目指す気持ちはあったけど、勝った後のことは全然考えてなくて、金沢だけを倒そうとおもって、対戦校が決まってから1ヶ月くらい頑張ってきて。力足らずのところはあったけど、みんなが勝つために考えて、考えて、努力して。そんな1ヶ月を過ごして今日を迎えました。

――主将としての重圧はありましたか。

自分はみんなにキャプテンにしてもらったっていう思いでこの1年間やってきたし、自分がやりたいこと‥それこそクラファンとか、色んなことをしたけど、「未葵がやりたいならどんなことでも支えるよ」って同期全員が支えてくれて。迷った時は同期を頼ったし、副キャプテンだった塩川がいちばん近くで支えてくれて、自分たちが作りたいチームの軸をぶらさずに一年間やってこれました。もちろん重圧、「かたなきゃいけない」っていう思いはあったけど、それよりもみんなの「チームのために頑張りたい」っていう思いに救われて、一年間やってこれたかなと思います。

――同志社はチームワークが強みですね。

今年は特にチームが一つになる、全員が同じ方向を向いて戦っていく一年間ということを自分と塩川が大事にしていて。もちろんコーチの寺井さんだったり、OGの方々だけじゃなくて、その親御さん方も来てくださって。本当に応援のおかげで。応援してくださる方の思いに応えないといけないって、誰かのために頑張れるチームであろうって言い続けてきて。それをみんながそれに納得してついてきてくれて、体現してくれた。本当にいいチームになったなと思っています。

――7回裏、打席に入る小笠原(スポ2)さんと日紫喜(スポ1)さんに対して声かけをされていましたね。

自分がチームを一年間進めるにあたって、小笠原には選手としてチームの中心になってほしいと思いました。あの子が打てても、打てなくても、あの子のソフトボールに対する姿勢や思い、先輩やチームに対する思いっていうのは、やっぱりすごく自分も助けてもらったし、これからチームが勝っていくにはすごく重要なキーパーソンになると思いました。最後の打席は結果的には三振だったけど、あの子はあの子らしくプレーしてくれれば。「4回生と一緒に引退したい」って言ってくれるくらい4回生を好きでいてくれて、そんな彼女にこの場を楽しんでもらいたいという気持ちはありました。

日紫喜は、昨日の前日練習でも緊張して泣くくらいで。1年生でプレッシャーのあるポジションをもらって、そのなかでよく頑張ったし、あの子はこの経験を無駄にしてはいけないと思ったし。一年生なので、思いっきりやってくれればいいと思っていました。

――これからはソフトボールを続けられますか?

自分は実業団に行って、ソフトボールを続けます。自分と、弓納持は。他のみんなは引退という形になるけど、同志社大学っていうチームへの思いは、OGの先輩方の姿を見て、こんなふうに支えていかなければいけないんだなということを自分たちも学んだので。今度は支える側として。自分はソフトボールを続けるけど、続ける者として‥上のレベルを経験するものとして、この子たちに還元できることは全てしていきたいなと個人的に思っています。

――大学四年間振り返って

1年生から3年生の間は本当に勝ちたくて。だから先輩にもたてついたり、文句言ったり、すごく文句を言ったりめちゃめちゃしたけど、それでも受け入れてくれて、味方でいてくれる。違うことは違うって言ってくれて、それでも見捨てずに支えてくれた先輩たちがいて。自分たちの代になって、こういうチームでいたい、こういうチームになりたいって思ったところを、後輩たちがついてきてくれて、支えられて。この四年間を振り返ってみて、みんなに支えられた四年間で。大変なことも色々あったけど、大好きなソフトボール部をこの仲間たちとこの環境でできて、充実した四年間をみんなに送らせてもらったなと思います。

――同期へ

本当‥同期には本当にありがとうと感謝しかないです。いつも味方でいてくれた。例年絶対意見が分かれることってあるけど、個人個人いろんな思いはあっただろうと思うけど、それでもみんなが何するにしても「未葵がやりたいなら」って支えてくれて、「自分たちはそれでいい」って、「未葵がやりたいことについていくよ」って一年間言い続けてきてくれて。このチームがここまでになれたのは、後輩のみんなの力も大きいけど、同期のみんなが幹部2人と一緒に後輩を支えて引っ張ってきてくれたおかげだと思っているので。本当に‥自分たちでいうのも何だけど、歴代でも一番良い学年だと思ってるし。仲が良いとかではないけど、大事にしたいもの、思いを共有できて、みんなでそれを大事にしようってやってこれる自慢の同期だと思っています。

――後輩に向けて

本当に、同志社でソフトボールするのは他の大学でするのとは違って、目に見えない大変さがすごくある。けど、自分でこの場所でソフトボールするって選んできたから、責任を持って大好きなソフトボールを楽しめる時間にしてほしい。いろんな葛藤、悩み、もうダメだって思うことも絶対にあるけど、それでも立ち上がって「やれるんだ」っていう気持ちで。みんなに応援される同志社を作っていってほしいなと思います。

みんながミーティングで「一瞬でも長くこのチームでやりたい」って言ってくれて。この子たちが自分たちに力を貸してくれたぶん、自分たちもこの子たちに恩返ししないと、と思います。

すごく、このチームで良かったなって思う。みんなのおかげです。そう思わせてくれたみんなに、ありがとうって言いたいです。

#26 塩川満里奈(スポ4)

――本日の試合を終えて

今までの中で1番勝ちに執着して、楽しんで試合ができていたと思います。けど、やっぱり今までいろんな人に支えてもらって試合に出させていただいているので、今日勝てなかった事に関しては悔しさ、申しわけなさがあります。でも、やりきるところまではやれました。

――皆さんの笑顔から楽しまれている様子が伺えました。

楽しかったから本当にあっという間やったし、気が付けばもう最終回で。本当に早かったです。

――バッティング面での課題について

試合の中でおもったのはやっぱり、相手ピッチャーも良かったですし、何本も打てるわけではないということはわかっていたんですけど、バッティングの課題に関しては惜しかったのかな、とは思うんですけど、守備とか走塁に関しては、今までに練習してきたことがいちばん出たと思っています。

――やり残したことはない?

ここまできて、チームのみんなの状態もよかったですし。最後の試合だからという訳では無いですけど、そうですね。やり残したことは、それはもう次のチームに託そうかなと。

――大学4年間のソフトボール生活を終えて

自分自身も迷いながら、高校ソフトとのギャップに迷いながら進んだソフトボール生活ではあったんですけど、学生主体っていうチーム形態の中で、いろいろ経験させていただいたなっていうのは思っていて。チームマネジメント、お金のこと、いろんな人の協力がないと、学生主体とはいえど成り立たないということを副キャプテンという立場から感じたので、勉強になる4年間でした。

――これまでのソフトボール人生を振り返って

小学校からソフトボールを続けてきて、結果が出る時もそうでないときもあったんですけど、最終的には自分自身納得して終わることができています。それも周りの人に恵まれたなっていうのは思っています。同期、先輩後輩、指導者にもすごく恵まれたなとソフトボール生活を通して感じていて。それがないと今の自分の人格形成もできていないと思うので、小学校からソフトボールを始めてよかったなという風に思っています。

――最後に、後輩、同期へメッセージ

勿論、この試合で勝てなかったこと…勝たせてあげられなかったということは、申しわけなさを感じているんですけど、次は秋リーグが2週間後には始まるので、力はあると思うので、3回生でがんばって戦って欲しいです。あとは、最高学年になるにあたって、1番上に立つということに難しさはあると思う…自分たちも経験してきたからわかるんですけど、ひとつずつ、一気に解決しようせず、迷いながらでもいい方向に向けられるように日々頑張っていったら、納得できる1年間にできるのではないかと思っているので、それは是非伝えてあげたいです。

同期は…本当に、いろいろ意見が割れたこともあったし、それでも最後に話し合った上で進められる学年やったので。疑問に思ったことを幹部に対してぶつけてくれる同期のありがたみを感じたし、自分たちが「これでいく」って言ったときに、信じて最後までついてきてくれたのは本当に良かったし…同期が一番の味方であったからこそ、充実した1年間になったなと。迷いながらも、自分たちがこうって決めて、納得して進むことができたのって、同期が一番味方であってくれたからなので。ありがとうって言葉しかないです。

#6 弓納持あみ(商4)

――今日の試合振り返って

「楽しかった」の一言です。みんな一人一人が輝いて見えたし、このチームでこの仲間と目を合わせて、勝利にこだわって、ソフトボールできたことが何よりも楽しかった。4年間いろんなことがあったけど、この1試合が楽しかったということが全てかなあと思います。

――最後の大会ということで、緊張はありましたか?

昨日の夜もミーティングして。そのときに実感して、この会場を見た時もついに来たな‥と。でも、グラウンドに入った時は楽しみっていう気持ちで、「最後、みんなで戦えるんだ」っていう気持ちが強かったので。自分のためだけじゃなくて、みんなのために戦うんだという気持ちが持てて良かったなと思います。

――4回にヒットを放たれた時の気持ち

一打席目から初球から積極的なスイングを心がけたというか、スッキリした気持ちで打席に入れたので、みんなの思いがそうさせてくれた一打席目だったと思います。

――声援の力が大きかった?

自分だけの打席じゃなくて、みんなの声があって、みんなの思いがあって。この試合に勝ちたいっていう思いが支えてくれました。色んな思いの詰まった一球だったので。ワンスイングワンスイングに想いを込めて振った結果かなと思います。

――4年間の大学ソフトを終えて

人との向き合い方を考えさせられた四年間でした。学生主体ということで、クラファンをやったりとか。日本一っていう目標があったので、その思いだけじゃなくてそのことを色んな形で残していけた一年だったし、それを残そうと思わせてくれた三年間だったので。いろんな葛藤もあったけど、結局見ている一つの目標に向かってソフトボールに打ち込める環境、一緒に戦える仲間がいることが一番幸せだなと思いました。

――実業団に向けての意気込み

ソフトボールが大好きで、同志社でやった四年間の中でその夢を諦めようと思うこともあったし。でも最終的に諦めきれなかったのは、同志社で出会ったみんなの存在とか、まだソフトボールをやりたいっていう想いがあったので。漠然と「やりたい」って言って実業団へ進む子もいるんですけど、同志社から、難しい道だけど実業団に挑戦して、その道がひらけて。自分にしかわからない感情、想いが詰まって実業団への道につながったので、他の人よりも、ソフトボールに対する熱量は強いと思います。実業団へいっても、ソフトボールができる環境に感謝しながらやっていきたいです。

――根底にあるのはソフトボールが好きな気持ち?

そうですね。ソフトボールをやってなかったら、ここまで辿りついてもなかったし、最高な仲間にも出会ってなかったし。見える世界も違ってくるし、自分の道が開けたというか、定まっているので。自分にとってなくてはならない存在がソフトボールなので、最後まで大切にしていきたいなと思っています。

――同期へ

感謝しかないです。最初は10人で始まって、最終7人になって。どんなときも横を見たら助けてくれるのが同期だったし、言葉を交わさなくても味方でいてくれる安心感とか、理解してくれる存在の大きさをずっと感じていました。私は表に感情を表すのが苦手なタイプなんですけれど、それでも声をかけてくれるのは同期だったし、自分をわかってくれて、自分のスタイルを貫かせてくれて、認めてくれたのが同期だったので。最高の居場所を与えてくれた同期には感謝しかないです。

――後輩へ

様々な想いが溢れているのが同志社なので。何でもいえるし、自分のやりたいことができるけど、その中にいろんな葛藤がある。けど、どのチームよりも笑顔が輝いているチームであり続けてほしいなと思っています。学生主体のなかで仲間になれたことは他のチームでは味わえない信頼関係があると思うので、それを大切にしてほしいです。引退しても、ずっと続いていくものだと思うので。引退するけど、自分たちも同じ目線で支えていきたいと思うし、心から頑張れというか‥後輩には感謝しかありません。これまでは4回生のためにたくさん頑張ってくれたので、これからは自分たちのために頑張ってください。

#14 満永さくら(商4)

――インカレを終えて

なんか‥すごくあっという間だったなという感じなんですけど、仲間に恵まれて、支えてくれる人も沢山いて。すごい環境でやってこれたなという感じです。私は指定校推薦なので、皆とはソフトのレベルが全然違って、みんなすごく上手だなと見ていたんですけど。みんなは全然そんなこと気にせずに、対等に接してくれて、色んなことを教えてくれて、すごく良い経験ができたし、人間的にも成長できたなと思っています。

――笑顔でハイタッチされている姿が印象的でした

プレーでは貢献できないので、少しでも‥っていう気持ちで、頑張れ!って思いながらやってます(笑)

――ソフトボールはいつから始められましたか?

小学校4年生からで、中学から野球‥ほとんど全部ソフトみたいなものなんですけれど。

――ソフトボールに戻ってきたきっかけは?

部活が野球しかなくて。じゃあ野球しよう、って感じで。高校もじゃあソフトしよっかな、って感じです。

――ソフトボール人生を振りかえって

正直ここまでよくやってきたなという感じです‥あれよあれよと続いて、大学ではソフトしようとは思っていなかったんですけど、折角(ソフトボール部が)あるし‥って感じで入ったらすごく楽しくて。ここまでやらせてくれた両親には感謝です。ソフト、野球を通じて、これがなかったら成長できてないなと感じます。

――大学四年間を振り返って

キャプテンを中心に学生主体でやるっていうのが初めての経験で。いろんな戸惑い、「正解は何なんだろう」っていう悩みもあったんですけど。自分たちを信じてやり続ければ実ることがある思ってやり続けてこれてよかったです。

――同期へ

今まで自分は全国大会に来たことがなくて、大学でみんなに初めて連れてきてもらって。まずありがとうです。みんな熱い人たちの集まりで、自分の身を削って、ではないですけど、ずっとソフトのことを考えてくれる子たちで。ずっと妥協せずにチームを守ってくれてありがとう。

――後輩へ

色々、今年初めての挑戦をしたり、今までやったことない練習をしたりして、負担もあったと思うんですけど、信じてついてきてくれて、最後には4回生のためにって言ってくれて。そんなふうに思っていてくれたんだ、って胸が熱くなって。本当に来年こそは、ではないですけど‥頑張ってほしいです。

#16 頼貞さくら(社4)

――大学4年間を振り返っていかがですか。

私はこの新チームが始まったタイミングで怪我をしてしまって、ドクターストップがかかってしまって、選手ができなくなりました。選手ができないってなったら、自動的にマネージャーになってしまう。そんな中でも、キャプテンの未葵(山口未、スポ4)と副キャプテンの満里奈(塩川、スポ4)が「選手でいてほしい」って、「ユニフォームを着てベンチで選手でいてほしい」って言ってくれたことがあって。そこから、死ぬ気でチームを支えようって思ってやってきたんですよ。総括と言われると難しいです。やっぱり最後の1年が濃すぎて。自分はこのチームを死ぬ気で支えられる存在になれたと思ってるし、このメンバーを支えてこれて本当に良かったなと思います。

――これまでのソフトボール人生を振り返ってどうでしたか。

 今までソフトボールを続けてきて日本一を獲らせて頂いたこともあるし、ソフトボール人生すごくいい経験ばかりさせてもらったなって。もちろん怪我をして選手ができないっていう苦しい思いもしたけど、その分どのチームにいても選手とか、人に恵まれたなっていうのはすごく思うので、幸せなソフトボール人生だったなって思います。

――同期に向けてメッセージ

本当にありがとうっていう感謝の言葉しかないです。辛い時でも絶対同期は支えてくれたし、この同期のために毎日頑張ろうって思えて、この同期が頑張ってるから自分も毎日頑張らないとって思えたから、本当にありがとうっていう感謝の気持ちしかないです。

――後輩に向けてメッセージ

本当にかわいいんですよ。同志社の後輩って。頼ってきてくれるし、すごく4回生のために必死になってくれる後輩たちでもあったから、4回生のために必死になってくれてありがとうっていうのは伝えたいです。

#2 堀井優(社4)

――今日の試合を振り返っていかがですか。

今までの4年間っていう時間をかけてきて、この1試合に挑む‥って感じでした。始まって、気づいたらもう7回でした。去年の結果もあって、1試合というのはすぐに終わってしまうとわかっていたから、今日の試合は1イニング1イニング噛み締めて、自分のソフトボール人生にとっては最後になるかもしれないと思いながらプレーしました。ベンチにいて、同志社の盛り上がる雰囲気とか、やっぱり他のチームにはないんだろうなと思って‥自分は、同志社にきて、同志社のソフトボール部に入って悔いはないし、この道は正解だったなと思っています。いいソフトボール人生の終わりになったと感じています。

――塩川さん(副主将、スポ4)もあっという間だったというふうに仰られていました。

始まってしまったらあっという間で、まだ実感はなくて。いつになったら実感がわくんだろうという感じなんです(笑)

――試合開始直後から、笑顔がとても印象的でした。

自分は笑顔を大切にしていて。後輩からも、「優さんは緊張せずに笑顔で、いつもどおりの優さんを見せてください」と言うふうに言われていたので、笑顔を意識してみんなを送り届けようと言う気持ちでいましたね。

――大学4年間のソフトボール生活を終えて

自分にとって一番大きかった経験は1年生の頃で。絶対的なレギュラーの先輩が怪我をしてしまって、急に1回生のみんなみたいにうまくない自分がインカレに出ることになった経験があるんですけど。その経験が自分は忘れられなくて、その経験があったから3、4回生でインカレに出たときにも平常心でいられたというか。その経験で人間性も、ソフトボールに対する意欲もすごく変えられました。

他にはやっぱり、いい人たちがすごく多くて。チームのみんなには甘やかされてきてしまって(笑)。みんなの心が広いから、こんな自分でも許して、というか‥チームの一員として頼ってくれたり、笑ってくれたりして。そういう環境がすごく居心地がよかったです。ソフトボール部最高です(笑)。

――ソフトボール人生を終えて

本当に実感がなくて。私は中学校からだから、みんなに比べたら(ソフトボール歴は)少ないんですけど、毎日続けてきたことが急になくなって、心にぽっかり穴があきそうだな、って感じです。ソフトボールをやってきて、一番は人間性が鍛えられたと思います。自分自身を変えてくれたものだと思っているから、ソフトボールを始めてよかったし、ここまで続けてこれてよかった。あとは、ソフトボールをやってきて、沢山の出会いがありました。いろんなチームのメンバーとの出会いもそうやけど、一番は新しい自分自身に出会えたって思います。続けてよかったです。

――最後に、後輩へ、同期へのメッセージ

後輩に関しては、本当に‥「優さん、優さん」って慕ってくれて、自慢の後輩です。可愛いし、頼りになるし、本当に‥支えてもらったなと言う一言で。尊敬できる、みんなに自慢できるいい後輩を持ちました。そのままのみんなで頑張ってほしいです。

同期に関しては、こんな自分に、「優は優のままで頑張ったらいいよ」って声をかけてくれたり‥ソフトボールに向き合える、思い切ってやれる環境を同期が作ってくれて、自分を許してくれる同期がいたから、のびのびとソフトボールができました。そんな環境をつくってくれたことに感謝ですし、うまい選手ばかりなので、いい刺激ももらえたし‥4年間一緒に頑張ってくれてよかったです。本当にありがとうございましたと伝えたいです。

#39 麻生汐音(スポ4)

――今日の試合を振り返って

凛が頑張ってくれた中で、打線が援護できなかったというのはすごく‥そこが負けの原因かなとは思うんですけど、チームはいい雰囲気で試合に臨めたし、みんなでここまで来れたっていうのはすごく良かったと思います。

――最後の大会への意気込みはどのようなものでしたか。

絶対一番長く、どこの大学よりも長くこのチームで戦うぞと言う気持ちで臨みました。

――緊張はありましたか?

緊張はしていたんですけど、今日試合の初めに、スタメン、ベンチの子を始め、すごく声をかけてくれたので、いい緊張感の中で試合することができて楽しかったです。すごく!

――今日は1年生も試合に出られていましたね。

次のチームも可能性が無限大のチームだとおもうので、全員が輝けるチームになれたらなって。そして、1年後、またここに戻ってこれたらなと思います。

――これからもソフトは続けられるんですか?

自分はソフトボールは続けないんですけど、教員としてソフトボールに携わっていくという形です。

――選手として、ソフトボール人生を振り返って

ソフトボールを通じて、すごくたくさんの良い方に巡り会えた。指導者の方、保護者の方、良い先輩、後輩、同期に巡り会えてここまでこれました。ここまで連れてきてくれた方々に感謝しかありません。

――4年間振り返って

入部してきた目的が同じではない‥ただ勝つだけじゃなくて、勉強メインで入ってきた子もいるし。いろんな価値観を持って入ってきた子がいるなかで、意見の違いがあって、ソフトボールに対する温度差もあって。チーム全員が悩んだ時期もあったんですけど、その中でもここまで‥コミュニケーションをとりながら成長してきた自分もいるし、成長させてくれた仲間もいてくれて本当に良かったなと感じます。

――同期へ

まじで、本当に、同期の中でいちばん問題児だったと思うんですけど、たくさん笑顔にしてくれてありがとう。感謝‥ありがとうの五文字です。

――後輩へ

後輩にこそ、いろんな部分で支えてもらったので。これからはOGになるんですけど、違う立場になっても支えていきたい。いつまでも応援してるよ、と伝えたいです。

                                                                

沢山の感動を下さった4年生のみなさん、4年間お疲れさまでした!

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