TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | R | H | E |
四天王寺大 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 |
同 志 社 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 3× | 8 | 8 | 2 |
4月16日、大阪公立大学中百舌鳥キャンパス(大阪府)で第55回春季関西学生ソフトボールリーグ戦対四天王寺大戦が行われた。同志社は8-1で勝利し、リーグ初戦を白星で飾った。
昨年秋はチームに勝ちをつけることができず2部へと降格した桒田組。今春は2部で全勝優勝、そして1部昇格へ巻き返しを図る。
初戦の先発を任されたのは1年生の高橋。初回から3者連続三振に抑えると、2回の満塁のピンチもゼロで切り抜けた。
粘りのピッチングに答えるべく、打線は2回の裏に先頭の圓座(商3)が二塁打で出塁。続く上野(スポ1)がバントを決め、1死三塁の場面で7番神尾を迎える。見送ればボールかと思われた低めの球を器用に打ち、打球は三遊間を抜け1点を先制。さらに桒田も適時打を放ち、この回3得点を挙げた。
3回表、高橋のコントロールが乱れ1点を失うも、同志社はその回の裏に2点を取り返し、すぐに点差を広げる。
後半から野手陣の援護を受けて楽に投げることができたと、高橋は4、5、6回を無失点に抑える。さらに、ここまでで二桁奪三振を記録。「初めての公式戦にしては1失点で抑えられてよかったです」(高橋)。ルーキーらしからぬ投球で相手打線を圧倒した。
4点差の中迎えた6回裏。この回先頭の神尾が安打で出塁すると、相手のエラーも絡まり1死二、三塁とチャンスを作る。打席には2回に適時打を放った桒田。「芯で捉えることができた」(桒田)と打球はセンターの頭を悠々と超える本塁打となり、3点を追加する。ここで得点が8-1と7点差がつき、試合規定により試合終了。サヨナラ本塁打となり同志社がコールド勝ちを収めた。
優勝のために大事な1戦目を勝ち取った桒田組。「チーム一丸となって次の1勝を取りに行きたい」(桒田)。全勝優勝を目指すべく1つずつ勝ちを積み重ねていく。(栗林真菜)
スタメン
1 桒田(三)
2 牧大(二)
3 山本(右)
4 近藤(一)
5 圓座(左)
6 上野(捕)
7 神尾(DP)
8 高橋(投)
9 牧雄(遊)
FP 萩原(中)
バッテリー
高橋ー上野