5月4日、サザンスタジアム(大阪府)で第55回春季関西学生ソフトボールリーグ戦大産大戦が行われた。同志社は2-0で今リーグ戦初となる完封勝ちを収めた。

　試合は初回から動いた。先頭の桒田がレフト方向に安打を飛ばし好機を演出すると、京大戦でも活躍を見せた圓座(商3)に打席が回る。「来た瞬間入ったなと思った」(圓座)とアウトコースに入った球を弾き返し、適時二塁打に。チャンスを逃すことなく先制点を挙げた。

　今試合先発を務めたのは鶴田。初回からテンポ良く投げ込み、得点を許さない。「キャッチャーと会話しながら組み立てられた」(鶴田)。6回に安打を浴びるも後続を断ち切り、三塁すら踏ませない圧巻のピッチングでスコアボードに0を並べた。

　2点リードで迎えた7回。先頭に右安打を放たれ走者を背負うも、鶴田が粘りのピッチングでアウトあと1つまで追い込むことに成功。しかしストライクカウントを重ねた5球目、相手6番に中安打を浴び2死一、三塁のピンチを招く。ここで同志社は継投策を講じ高橋(商1)にスイッチ。後続を三振で仕留める完璧な火消しを披露し、2-0で試合終了。投打がかみ合い、チームは5連勝を飾った。

　優勝へ向け一勝一勝を積み上げている桒田組。「次の試合も勝ち切れるように全員で戦っていく」(桒田)。全勝優勝を達成すべく、次戦も全力を挙げて立ち向かう。(文責・撮影:金海彩夏)

スタメン

1 桒田(三)

2 牧大(二)

3 圓座(左)

4 山本(右)

5 上野(捕)

6 神尾(DP)

7 鶴田(投)

8 大西(一)

9 牧雄(遊)

FP 萩原(中)

バッテリー

鶴田、高橋ー上野