ソフトボール部(男子)
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【ソフトボール男子】秋季リーグ初戦で劇的サヨナラ勝利!

TEAM R H E
京産大
同志社

第55回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦(男子)1回戦

 9月30日、立命館大学原谷グラウンド(京都府)で第55回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦(男子)1回戦対京産大戦が行われた。同志社は1―0で劇的なサヨナラ勝ちを収める。

 新チーム初となる公式戦。互いに一歩も譲らない緊迫した展開が続いた。

 先発を務めたのは高橋(商1)。「初戦勝ったら流れに乗っていけると思うので、初回から慎重に挑みました」(高橋)と初回、アウトを全て三振で取る上々の立ち上がりを見せた。しかし、4回表に二塁打を放たれピンチを招く。内野ゴロで得点圏へランナーを進めるも、落ち着いた投球でこの回を無失点に終えた。5回表には、圓座(商3)の好プレーが光る。浅いレフトフライをスライディングキャッチし、3者凡退に抑えた。

先発を務めた高橋(商1)
スライディングキャッチをする圓座(商3)

 一方の打線は、中々攻撃の糸口をつかめない。相手の好守備に阻まれ出塁することができず、苦戦を強いられた。しかし、2回裏上野(スポ1)が中安打で出塁するも、その後、打線がつながらず得点を奪うことはできなかった。5回裏にも再び上野が死球で出塁すると、先制点を挙げるべく盗塁に成功し、1死二塁。しかしあと一本が出ず、スコアボードに0を並べ、どちらも譲らぬ攻防戦が続いた。

 両者無得点のまま迎えた最終回。失策により出塁を許す。その後、内野安打で2死一、二塁のピンチを招くも、エース高橋が三振に抑えた。今試合で粘り強いピッチングを披露。結果打者28人に対して14三振を奪う。一方、攻撃は勢いに乗った高橋から始まった。四球で出塁すると、続く圓座がライトへ安打を放ち、無死一、三塁。その後、上野の故意四球により、ランナーが満塁となる好機が訪れた。迎えた6番鶴田(商3)は「負けたくないという気持ちが強かった」と、気持ちでバッターボックスに入る。打球はレフト線へ転がり、三塁走者が本塁に生還。鶴田の周りに選手全員が集まり、勝利の喜びを分かち合った。

サヨナラ打を放った鶴田(商3)
勝利を喜ぶ選手たち

 新体制で挑む初のリーグ戦は、好調な滑り出しとなった。「チャンスで点を取れるように守り切れるように頑張ります」(圓座)。明日の神戸学院大戦での活躍にも期待が高まる。(文責:中務桜々子、撮影:栗林真菜)

 

スタメン
1 藤井(三)
2 高橋(投)
3 圓座(左)
4 山本(右)
5 上野(捕)
6 鶴田(DP)
7 牧大(二)
8 大西(一)
9 辻(遊)
FP 高井(中)

バッテリー
高橋ー上野

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