ソフトボール部(男子)
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【ソフトボール男子】リーグ最終戦で白星飾れず

 10月15日、神戸学院大学第5グラウンド(兵庫県)で第55回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦対立命大戦、対関大戦が行われた。同志社は対立命大戦に0-2で敗北、対関大戦に0-1で白星を逃し、今季リーグ最終戦を2勝2敗1分で終えた。
 1戦目は立命大戦。先発は昨日からの連投となった高橋が務めた。同志社は初回からいきなりピンチに陥る。相手の先頭打者に死球を与え、出塁を許すも無失点に抑えた。しかし3回表、無死二塁のまたもやピンチを招くが高橋が本塁を踏ませない落ち着いた投球で切り抜けた。
なんとか先制点をとりたい同志社だが、3回裏、山本の安打で得点圏にランナーを進めるも後続が倒れ、得点を挙げられない。
 ここまで0を並べていた高橋だったが、5回に連打で先制点を献上。続く6回にもエラーで先頭打者を出すと、下位打線に適時打を浴び、追加点を許す。「最小失点で抑えられなかった」(高橋・商1)。迎えた最終回では、高橋は意地を見せ、3者連続三振と逆転に向けチームを奮い立たせる投球を披露した。
 一方の最後の攻撃では、鶴田が安打を放ち、反撃の糸口を掴むも、得点にはいたらずそのまま試合終了。何度もチャンスをつくるもあと一歩及ばず、0‐2で黒星を喫した。


ダブルヘッダーの2戦目は関大戦。
 先発を任されたのは1戦目と同様、高橋だった。「ダブルヘッダーは今後に活かせるいい練習、いい経験になった」(高橋・商1)。

先発の高橋(商1)


 初回から試合が動く。二塁打で出塁を許すと4番に安打を放たれ、先制点を献上。上位を目指す同志社にとって厳しい立ち上がりとなった。3回表では、制球が定まらず走者を出し、1、2番に進塁打を打たれ、2死三塁のピンチを作る。しかし、高橋が調子を立て直し、無失点に抑える。
3回裏、同志社も負けじと食らいつく。先頭打者の牧が安打を放ち出塁に成功。しかし、その後相手の守備にはばまれ、無得点に終わった。続く4回でも得点圏にランナーを進めるもなかなか好機を広げられない状況が続く。
 6回では、走者を出し、チャンスを広げるも1点も奪えないまま最終回へ。最大のチャンスをものにし、逆転の可能性にかける同志社。打席には4番鶴田。安打を放ち、その後相手投手の四球が続き、打線が繋がる。2死満塁の好機を迎えたが、ボールを前に飛ばすことができなかった。そのまま無得点に終わり、試合終了。勝利を掴むことができず、0‐1でリーグ優勝を逃す悔しい結果となった。
「春リーグは優勝したい」(近藤・理工3)。今リーグで得た収穫と課題を持ち帰り、春リーグ優勝に向けてオフシーズンで更なるレベルアップを図る。(文責:小野里律子、撮影:栗林真菜)

スタメン

1 藤井(三)

2 高橋(投)

3 圓座(左)

4 鶴田(DP)

5 上野(捕)

6 近藤(一)

7 牧大(二)

8 山本(右)

9 辻(遊) FP

高井(中)
バッテリー高橋、上野

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