5月3日、サザンスタジアム(大阪府)で第54回関西学生ソフトボールリーグ戦対神戸学院大戦が行われた。同志社は2-7で敗北し、リーグ戦初戦を白星で飾ることはできなかった。
先発・鶴田が好投を見せるも、相手投手を攻略できず3回まで両者無得点と拮抗した状態が続いた。試合が動いたのは4回表。先頭打者にフォアボールで出塁を許すと、エラーが重なり先制点を挙げられる。続くバッターを三振とショートゴロに打ち取ると、鶴田は公式戦初登板となる山本にマウンドを託した。
山本の好投が光り、5回6回を無失点に抑えた。しかし7回表、四球とエラーで得点圏にランナーを進められる。上位打線に本塁打を含む三連打を浴び、点差を7点に広げられる。
7点ビハインドで迎えた最終回の攻撃。同志社が意地を見せる。樫本(商4)が内野安打で出塁すると、近藤(理工2)が打席に入る。「前の回に自分のミスから点が取られてしまったので、自分で打って点を取ろうという思いで打席に立ちました」(近藤)。その言葉通り、本塁打を放ち2点を奪う。しかし、後続が続かず試合終了。
「自分も含めてエラーが出たので、エラーを恐れることなく思い切ったプレーをしたいと思います」(髙橋大)。目標であるインカレ出場へ、明日こそリーグ戦初勝利をつかみ取れ。(文責・撮影:大西皐月)
スタメン
1 桒田(二)
2 牧雄(遊)
3 圓座(中)
4 髙橋大(捕)
5 神尾(DP)
6 樫本(右)
7 近藤(一)
8 鶴田(投)
9 高橋尭(三)
FP 清水
バッテリー
鶴田、山本、津郷―髙橋大