
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | R | H | E |
同志社 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 6 | 0 |
京産大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
第57回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦(男子)
10月5日、神戸学院大学第5グラウンド(兵庫県)で第57回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦対京産大戦が行われた。この試合で同志社は4-0で勝利し、優勝に向けて力強く前進した。

1回表、先頭打者の藤井(スポ3)が遊安打で出する。流れに乗った高橋(商3)も安打を放ち、チャンスを拡大した。しかし、後続が倒れ得点に結びつけることはできず、緊迫した展開が続く。
一方、先発を務めた高橋は、初回から三者凡退に抑え、相手に勢いをつけることを許さない。その後も、テンポのいいピッチングで相手打者を打ち取り、4回まで走者すら出させなかった。「先制した方が勝つ試合になると思ったんで、なんとか先制できるまでは我慢して投げ続けた」(高橋)。6回の裏では投球が乱れピンチを招くも、落ち着きを取り戻し点を与えることはなかった。

最終回、ついに試合が動き始めた。先頭打者として打席に立ったのは、1回表でも安打を放った藤井。力強いスイングで球を捉え、出塁に成功する。その後、高橋の進塁打や西(商2)の遊安打で1死一、二塁と好機を拡大する。このチャンスをものにするべく、上野(スポ3)が打席に入るも、敬遠され勝負させてもらえなかった。しかし、続く満塁で高井(理工3)が打席に立つ。四球を見極め、押し出しでチームにとって待望の1点を入れる。勢いに乗った辻(スポ3)も貴重な追加点を獲得した。リードを広げたい展開で打席に立ったのは紋谷(グロ地1)。初球から渾身(こんしん)の一振でボールを右方向へ運び、2点の追加点を入れる。「本当によかった」(紋谷)と安心する姿を見せた。

冷静な投球と堅実な守備で試合を支配し、勝利を飾った。さらに、攻撃ではチャンスを何度もつくり出すパワフルな打撃を披露した上野組。この勢いのまま優勝を日指し、チーム一丸となって奮闘する。(文責:奥村隼士、撮影:中務桜々子)
スタメン
1藤井(一)
2高橋(投)
3西(左)
4上野(捕)
5高井(中)
6辻(遊)
7紋谷(右)
8玉田(三)
9阿部(二)
バッテリー
高橋ー上野