ソフトテニス部
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【ソフトテニス部】リーグのシングルスへの出場権獲得

4月8、9日に令和5年度関西学生ソフトテニスシングルス大会が行われた。女子部では多田がベスト8入りを果たし、男子部ではベスト16に長根(スポ1)、ベスト8に沼尾(文情3)、ベスト4に大原(経3)がランクイン。林(社3)は決勝まで駒を進め、準優勝を果たした。

男子部1日目の試合は悪天候の中行われ、迎えた2日目。同志社からは7人がベスト32入りを果たし、ベスト16の決定へ期待がかかる。今夏のリーグでのシングルスの出場権が得られる今大会。6回戦、見事勝ち抜いた長根、沼尾、大原、林はベスト16入り果たし、見事手にした出場権。「インカレで自分の目標を達成できるように頑張っていきたいです。」 (林)と意気込みを語った。

ラケットを振り切る沼尾

続く7回戦、6回戦でストレート勝ちを収めた長根も2ー4で敗退。続いて沼尾は8回戦、同志社同士の戦いで大原に敗北を喫した。

ガッツポーズをする大原

準々決勝では、大原と林の同志社同士の戦いへ。ダブルスでペアである2人は、前衛対後衛の負けられない激しい争いとなった。結果は両者とも譲らずファイナルセットまで持ち込まれたが、ここで大原は林にリードを許す。ファイナルセットを6ー1で勝ち取り、林が決勝へ進んだ。

サーブを打つ林

迎えた決勝、1セット目から、ストレートで得点を許し、相手にリードを取られる。続く2ゲーム目、自身のペースを取り戻し、4−2で2セット目を獲得。素早い反応を見せる強者相手に、ゲームカウント2−2で粘りを見せる。迎えた5ゲーム目、相手の巧みな戦略に遊ばれ1−4でセットを取られた。得点を許せば優勝の座が決まる6ゲーム目、ファイナルセットまで持ち込みたいと志気が上がる。6ゲーム中盤、2−3まで追い込まれたが、相手に得点を許さずマッチポイントを防ぐ接戦を見せた。しかし、相手にネット際にボールを打たれ、ボールを拾いきれず相手に敗北。力闘を見せ、準優勝という好成績を残した。

「冬の間にトレーニングとかキャンプとかで追い込んできた体力作りが準優勝に結びついたなと思います」(林)と試合を振り返る。また、「相手に勝るものを増やしていきたい」と次戦に向けて闘志を見せた。

ラケットを構える林

女子部では17名の選手が今大会に出場し、4名の選手が2日目へと駒を進めた。

ラケットを構える廣江(文情4)

ベスト32を決めた松橋(スポ2)、岸浦(商2)は両者ともに2日目の初戦、4回戦でファイナルセットまで持ち越す接戦を繰り広げた。激しい攻防で相手選手に食らいつくも黒星を飾る結果となる。同じく廣江も4回戦で敗北。初めは取って取られてを繰り返す両者譲らぬ拮抗状態が続く。しかし、5セット目を落とすと勢いにのまれ、ベスト32で今大会を終えた。唯一4回戦を勝ち抜いた多田(スポ4)。4戦目では先制点を落とし1セット目を相手に奪われる。そんな中、プレイ中に「しょうがない、次!次!」という前向きな気持ちでその後2度のデュースを制し、ベスト16を決めた。5回戦では3セットを連続で奪取。その後度重なるアウトで連続してセットを落とすも、相手のミスを誘う巧妙なテクニックで勝利。続く6回戦では、1セット目を完封されると、G0-4で試合を終え、今大会ベスト8という結果を残した。

ボールを打つ岸浦

今回の試合を終え、女子部主将の多田は、「勝ちにつながる一点を自分で見抜いてここ取ろうって思った時にちゃんととれるチームにしていきたいと思います。」と語った。春季リーグ戦まで、残り20日。「入学から1部昇格を目指してやってきてやっと最後の年で一部でできるということで。悔いなく楽しくプレーできたらなと思っています。」(廣江)念願の一部昇格を果たし、最高学年にとっても初の一部でのリーグ戦。優勝を目指し一致団結するソフトテニス部から目が離せない。【(男子部)文責、写真・白川愛梨、(女子部)文責、写真・西村姫乃】

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