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【ソフトテニス部】男女共にベスト4入り果たせず、悔しさ滲ませる

2024年度関西学生ソフトテニスダブルス選手権大会
 5月25、26日に2024年度関西学生ソフトテニスダブルス選手権大会が行われた。ベスト32入りでインカレ出場権が獲得できる今大会。女子部は2ペア、男子部からは7ペアがインカレへの出場権を得るも、男女ともにベスト4入りは果たせなかった。

ガッツポーズをする吉根(経1)

 女子部では、ベスト8決定戦に吉根・北川(社4)ペア、馬渕(スポ2)・高岡(経4)ペアが出場。優勝に向けて白熱した戦いが繰り広げられた。ベスト16決定戦をファイナルゲームで制した吉根・北川ペアは、ベスト8決定戦に挑むべくコートに立った。1セット目を許すと相手にペースを握られ、そのまま3セットを献上。迎えた4セット目で吉根・北川ペアの粘りを見せつける。デュースに持ち込み、2点を先取すると1セット取り返した。このまま流れに乗りたいが、相手の猛攻は止まることなくG1-5で敗北。惜しくもベスト16という結果に終わった。

レシーブを打つ馬淵

 続いて馬渕・高岡ペアが出場し、ベスト8入りへの期待がかかる。息のあった連携を見せるも、巧みな技に翻弄(ほんろう)されG0-4で窮地に追い込まれた。相手にペースを握られ、迎えた5セット目。高岡の切れのあるサーブが決定打となり、5セット目を獲得した。流れを呼び寄せ、連続で3セットを奪い返す逆転劇。しかし、8セット目で相手の隙のつくレシーブとボレーが決まり、G3-5で相手に勝利を許した。

「納得のいかない形で終わってしまった」(高岡)。優勝を目標としていた中、悔しい結果となった今大会。雪辱を糧に、西日本インカレに向けて練習にひたむきに励む。

ボールを打つ中村(社2)

 男子部では、順当に勝ち上がった沼尾(文情4)・仲村ペア、林(社4)・大原(経4)ペアがベスト4をかけて熱戦を繰り広げた。

 沼尾・仲村ペアは関大ペアとの対戦。相手のサーブや強打に苦しめられ、第1ゲームを奪われた2人。第2ゲームで反撃が始まる。仲村のボレーが決まるなど、テンポよく得点しゲームを奪取した。しかし、その後は相手にやりたいテニスをやられてしまう。最後は相手のスマッシュが決まり、G1-5で敗戦。第4ゲーム、第5ゲームのデュースを落とし、接戦をものにできなかった。

喜びを表す林

 一方の林・大原ペアは関西外大ペアと対戦した。第1ゲーム、林のコースを狙ったショットが決まり幸先よく2点を連取。流れを手繰り寄せたように見えたがボレーミスやアウトが重なり、4連続失点。第1ゲームを落としてしまう。互いにサービスゲームを取り合い、G2-2で迎えた第5ゲーム。大原のボレーで先取するも、相手のバックボレーやスマッシュのネットインなど、不運もありサービスゲームを落とした。「ミスしても割り切ってやろうと思ったが、なかなか自分たちの形に持っていけなかった」(林)。以降、相手に主導権が移り、G2-5で敗北。この時点で同志社の全てのペアが敗退し、大会を終えた。

「インカレの出場権を獲得できるベスト32が目標になってしまい、落ち着いてしまった」(林)。春季リーグ戦を制して臨んだ大会だったが、実力を発揮できず悔しい結果に。それでも、すぐさま前を向く。今大会を通過点とし、6月の大学王座決定戦に向け再調整に入る。(文責・撮影:矢部彩香、白川愛梨)

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