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【ソフトテニス部】全国の舞台に出場するも、関西王者の意地見せつけられなかった

第44回全日本大学ソフトテニス王座決定戦

 6月8日に第44回全日本大学ソフトテニス王座決定戦が行われた。5月3、4日の令和6年度関西学生ソフトテニス春季リーグ戦で上位2校が関西代表として出場する今大会。同志社は予選で惜しくも敗退し、2日目に駒を進められなかった。

レシーブを打つ沼尾(文情4)

 1戦目から強豪法政大との対戦。「初戦が鍵になると全員思っていた」(沼尾)。全国でトップレベルの実力を持つ相手に、果敢に挑み関西王者の意地を見せつける。試合は2面同時に行われ、初戦には清水(商1)・仲村(社2)ペア、長根(スポ2)・沼尾ペアが出場。長根・沼尾ペアは強豪相手に粘りを見せ、激戦を繰り広げた。

嬉しさを見せる仲村

1セット目から、デュースにもつれ込む互角の戦いを繰り広げる。一進一退の戦いを繰り広げるも、長根の鋭いボレーが連続で決まり1セット目を獲得。主導権を握ったと思われたが、続く2セット目では2ー4でG1ー1に並ぶ。ここで相手に主導権が移り、3、4セットを連続で取られるリードを許した。迎えた5セット目、反撃の糸口がなかなか見つけられず、3点を連続で献上。しかし、4点目で沼尾のコースを狙ったショットが決まると、試合の流れを変えた。巧みな技で相手のミスを誘い、同じく連続で3点を奪いかえしデュースへ。1点先取するも相手に取り返され、デュースを繰り返す。3回目のデュースで長根のサーブが決まると、沼尾のレシーブが相手の隙をつき相手の打ったボールがネットを揺らした。5セット目を制し、6セット目で逆転を試みる。しかし、相手に再びペースをつかまれ、得点を決められず敗北した。

球を打ち返す清水

 その横で清水・仲村ペアがファイナルゲームまで持ち込む接戦を見せた。粘り強く果敢に挑みG4ー3で勝利するも、続いて出場したシングルス今井(文情1)と佐藤(経2)・宇都(文情1)ペアが相手に圧倒的な差を見せつけられる。この時点で3敗が決定し、法政大相手に白星を挙げることができなかった。

ガッツポーズをする在原(社2)

 2戦目には四国大との対決では、3勝2敗で勝利するも予選敗退に終わった。「戦えない試合ではなくて、勝てる試合だった」(長根)。あと一歩のところで予選を突破できず、悔しい結果となった林組。7月には西日本インカレ、9月には全日本インカレが待ち構える。今回で露呈した課題を克服し、悔しさをバネにパワーアップを誓う。チーム一丸となって大舞台で挑み続ける彼らの活躍に目が離せない。(文責、撮影・白川愛梨)

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