第151回関西六大学秋季リーグ戦
10月27日、同志社大学京田辺キャンパステニスコート(京都府)で第151回関西六大学秋季リーグ戦が行われた。女子部は、序盤から順調に勝利を果たしていたが、第4試合目に戦った強豪校である関大相手に0−3で敗れてしまい、全体で2位となった。
「今回の試合は思い切って攻め、自分たちのペースでプレーができた」(白鳥・スポ3)。前回の関西学生ソフトテニス秋季リーグ戦ではチーム全体として受け身になってしまっていたが、今大会では一人一人が自信を持ち、思い切ってプレーした。
初戦の第1試合目の相手は神戸大。第1対戦では山根(経1)・松橋(スポ3)ペアが出場した。ネットインや相手のボレーミスなどでラッキーな場面もありながら、しっかりとコースを決めて点を確実に重ねていく。しかし相手のショットに反応できず、点を逃す場面も。接戦を繰り広げ、デュース戦に持ち込んだがG1−4でゲームを落としてしまった。しかし、次に出場した岸浦(商3)・堀(経1)ペア、川島(生命2)・中尾(スポ2)ペアが共にG4−0で勝利し、同志社の強さを見せつけた。その後の対立命大戦には2−1で勝利を果たし、第3試合目の対京大戦では2−0で圧勝した。良い流れをもたらし、第4試合目である関大戦へ繋げた。1対戦目は馬渕(スポ2)・松橋ペアが戦い、強豪校相手に1ゲームも取ることができないままなすすべなく2対戦へ。2対戦目は、ナイスラリーを披露し、苦しい展開となるもG1−4で敗北。しかし3対戦目に出場した堀・岸浦ペアが取って取られてという状況で粘りを見せ、ファイナルゲームに持ち込んだ。コースを狙って攻め続けるもG3−4で負けてしまった。「悪い流れを引きずってしまう」(白鳥)。この試合では切り替える必要がある場面で流れを止められないという課題が上がった。最終戦は関学大との対戦。気持ちを切り替え、3−0と1ゲームも取らせない安定なプレーで白星を上げた。最終結果2位でチームとして今年最後の大会を締め括った。
「全員で頑張るという気持ちがそれぞれ芽生えてきた」と話す白鳥。チーム全体の意識が上がり、前回からの成長が見えた大会だった。今回出た新たな課題を克服し、1、2年生は1か月後に控えている新人戦、チームとしては春にあるリーグ戦に向けて、優勝という目標を晴らすべく更なる成長を誓った。(津田花暖)