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【ソフトテニス部】関西インドアで清水・宮田ペアが3位入賞

第60回関西学生選抜インドア・ソフトテニス選手権大会

 11月9日、京都府・向日市民体育館で第60回関西学生選抜インドア・ソフトテニス選手権大会が開催された。関西ダブルスで好成績を収めた選手、または予選を勝ち抜いた選手(男子16ペア、女子12ペア)のみが出場を許される今大会。同志社からは、清水(商2)・宮田(スポ1)ペア、塚本(スポ2)・長根新(スポ3)ペア、松本(商3)・盛岡(商1)ペア、佐藤(経3)・宇都(文情2)ペア、貴志(生命2)・阿部(スポ1)ペアの5組が出場した。結果は、清水・宮田ペアが準決勝まで勝ち進むも、惜しくも敗戦。最高成績は3位となった。

ボールを追う阿部

 大会初戦から、まさかの同志社対決で幕を開けた。最初のコートに立ったのは、塚本・長根新ペアと貴志・阿部ペア。第1ゲームではルーキーの阿部が鋭いバックボレーを決めて勢いづくが、主将・長根が立て続けにスマッシュを叩き込む。G(ゲームカウント)3-2で迎えた第6ゲームでは、貴志・阿部ペアに一歩も譲らない完璧な試合運びを披露し、塚本・長根新ペアが勝利を収めた。

悔しがる佐藤

 続く清水・宮田ペアと佐藤・宇都ペアの初戦も、同校対決に。序盤は佐藤・宇都ペアがボレーミスに苦しみ2ゲームを落とすが、第3ゲームを奪い返す。清水・宮田ペアがリードで迎えた第4ゲームでは、互いに譲らぬ展開の末、宇都が強烈なスマッシュを放ちデュースに持ち込む。デュースを4度繰り返す激闘となったが、最終的に清水・宮田ペアが地力を見せ、G4-2で勝利した。

ガッツポーズをする松本

 一方、予選リーグで2連敗を喫していた松本・盛岡ペアは、第3戦で意地を見せた。序盤から粘り強いラリーで相手のミスを誘い、先行する。デュースに持ち込まれる場面もあったが、最終ゲームでは松本が鋭いクロスショットを決め、盛岡も果敢なボレーで続いた。相手のサーブレシーブミスを誘い、ファイナルゲームの末に待望の勝利をもぎ取った。

返球する宮田

 予選リーグを全勝で突破した清水・宮田ペアは、準決勝で関西学院大学と対戦。序盤は息の合ったプレーで3ゲームを先取するも、第4ゲームでボレーミスから流れを崩し、相手に主導権を渡してしまう。「2人ともミスが増えてきた時に、自分のボレーミスが良くなかった」(宮田)。その後も立て直せず、G3-5で逆転負けを喫した。

 今大会を清水・宮田ペアの最高成績3位で終えた同志社ソフトテニス部男子は、来週末に行われる東西ソフトテニス王座決定戦に関西代表として出場する。「王座は団体戦なので、チームのために1勝。絶対に取ってみせます。そのために、これからしっかり準備したい」(清水)。悔しさを胸に、次なる舞台へと再び走り出した。(文責・奥谷陽菜、撮影・矢部彩香)

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