10月29、30日にマリンテニスパーク北村(大阪府)で令和4年度関西学生ソフトテニス新人大会が行われた。大原(経2)・林(社2)ペアが決勝へ駒を進め、準優勝を収めた。
女子部は北川(社2)・岸浦(商1)ペア、松橋(スポ1)・高岡(経2)ペアがベスト16進出を決め、2日目に挑んだ。北川・岸浦ペアは前日の計2試合で相手に1セットしか与えない猛攻を見せた。しかし、2日目の初戦、相手の打球を攻略できず1セットも奪えないままG0−5で試合を終える。松橋・高岡ペアも、必死の攻防を見せるもG3-5で敗北を喫し、2組ともベスト16で試合を終えた。
男子部は藏座(生命2)・沼尾(文情2)ペア、雑賀(スポ2)・滝瀬(商2)ペア、齋藤(経1)・土居幹(法2)ペア、大原(経2)・林(社2)ペアが1~3回戦を勝ち抜きベスト32を決めた。2日目の初戦、4回戦では藏座・沼尾ペアがストレートで負け、ベスト32で終えた。続く5回戦では3回戦でG0-3から見事な逆転勝ちを収めた齋藤・土居幹ペアが敗北を喫す。同じく5回戦で雑賀・滝瀬ペアも必死の攻防を見せるが、連携のうまくいかないプレーで黒星を飾った。
一方、大原・林ペアは5回戦を突破し、準々決勝、準決勝へと着実に決勝戦進出を決めた。決勝では大原が高校時代ペアを組んでいた高木(関学大)ペアとの対決。最初の3セットをテンポよく取るも、ミスが重なり3セット与えてしまう。G3-3で迎えた7セット目では巧妙なボール捌きでセットを奪った。しかし、8セット目で相手ボレーが連続で決まるとその後ミスが続き、試合の行方はファイナルゲームまで持ち越された。9セット目初球でBO(バックアウト)してしまうも、その後続けて相手のミスが重なり優勢な立場となる。しかし、その後攻撃が思うように決まらず4-6まで追い上げられてしまう。最後は相手の際どいサーブが決まりG4-5で準優勝となった。
今回の試合を終えて「技術とかじゃなくて考え方だと思うので、そこを修正できるように頑張ります。」(林)「決勝負けたんですけど、去年よりは成績を残せたので良かったと思います。」(大原)と語った。11月の後半には関西六大学リーグ戦が行われる。次戦こそ優勝を目指し、日々邁進する選手から目が離せない。
(文責・撮影:西村姫乃、白川愛梨)