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【相撲部】デミが個人ベスト8!和歌山大会

10月23日、和歌山県営相撲競技場において第58回全国選抜大学・実業団対抗相撲和歌山大会が行われた。同志社は団体戦・個人戦のそれぞれに出場。団体戦は予選敗退となったが、個人トーナメント戦でデミデジャムツ(神4)がベスト8入りを果たした。

和歌山大会は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、3年ぶりの開催となった。個人戦にはデミデジャムツ、川畠(社4)、山口(法4)、ムンフイデレ(社3)が出場。団体戦には先鋒デミデジャムツ、中堅川畠、大将山口の3人で挑んだ。

個人戦では、予選で3連勝したデミデジャムツが優秀16選手決勝トーナメントに進出。

デミデジャムツ(神4)

決勝1回戦ではブフチョローンを上手投げで下す。続く2回戦、対戦相手は中央大の市川だ。

立ち合い、先に廻しを取ったのはデミデジャムツだった。しかし直後、市川にモロ差しを許して外四つに。がっぷり組み合う展開が約40秒間続いた。先に攻めたが、吊り上げられるように土俵際へ。最後は左上手から投げを打つも、先にデミデジャムツの左足が出たところで勝負あった。

「調子が良かったのもあって、驕ってしまっていたところがあった」(デミデジャムツ)。悔しさをバネに、インカレ個人戦では優勝を目指す。

団体戦の対戦チームはマグチグループ、アイシン、和歌山県庁と強敵続き。

1戦目はデミデジャムツが寄り切り、山口が押し出して見事勝ち点を奪うが、続くアイシンとの一戦では1勝2敗で敗北。3回戦は和歌山県庁相手に手が出ず3連敗で、結果は1勝3点。順位は10位に終わった。

大学チームからの予選通過枠は4枠。厳しい戦いのなか、やはり関東の壁を超えることはできなかった。「全体的に悔しい大会になった」(山口)。後悔を残して和歌山大会を終えた。

気迫ある相撲を取る山口(法4)

来月5・6日、両国国技館(東京都)において行われる第100回全国学生相撲選手権大会が4年生の集大成の舞台となるが、最後の大会では後悔を残すわけにはいかない。

総勢11人と、部員数が少ない相撲部。しかし最近はOBを招き、大人数での稽古を実施。インカレに向け、有意義な練習を可能にしている。「このまま身になる稽古を続けて、全員の心を一つにして挑みたい」(山口)。本番、彼らの持てる力を出し切ることができれば、表彰台にも手が届くだろう。3年前の団体3位の栄光をもう一度。彼らの4年間の努力はきっと花開く。(撮影・文責:城山歩美)

【個人戦】
〈個人予選トーナメント〉
1回戦
Aパート
○デミデジャムツ(寄り切り)大東
Cパート
○ムンフイデレ(押し出し)
Dパート
○川畠(寄り切り)中野
2回戦
Aパート
○デミデジャムツ(不戦勝)小山内
Bパート
○山口(下手投げ)
Cパート
●ムンフイデレ(寄り切り)草野
Dパート
●川畠(上手投げ)花岡
3回戦
Aパート
○デミデジャムツ(突き落とし)
Bパート
●山口(突き落とし)野地


〈個人優秀16選手決勝トーナメント〉
1回戦
○デミデジャムツ(上手投げ)ブフチョローン
〈個人優秀16選手決勝トーナメント〉
2回戦
●デミデジャムツ(寄り切り)市川

【団体予選】
1回戦 対マグチグループ
○デミデジャムツ(寄り切り)
●川畠(上手投げ)
○山口(押し出し)
2回戦 対アイシン
○デミデジャムツ(不戦勝)
●川畠(押し倒し)
●山口(寄り切り)
3回戦 対和歌山県庁
●デミデジャムツ(突き落とし)
●川畠(寄り切り)
●山口(寄り切り)

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