5月21日、京都アクアリーナで第22回関西学生夏季公認記録会が行われた。同志社からは、18人、34レースに出場。9レースで自己ベストを更新し、渡会(理工3)は大会新記録をたたき出すなど、同志社の活躍が目立った。
インカレとは異なる短水路だが、標準記録を上回れば早くも全国への切符を掴める公認記録会。チームとしての第一レースは主将十亀(社4)の400㍍個人メドレーだった。前半からのリードを守り、日本学生選手権の標準記録をも上回る4:20.70の自己ベストを更新。「半年ぶりのベストだったので嬉しかった」と喜びを表した。午後の100㍍バタフライでも再び自己ベストを上回るスコアを叩き出し、主将としての意地を見せた。
ルーキー藤本(スポ1)も活躍が光った。午前の200㍍バタフライは優勝。だが結果に満足せず、「後半の勢いがなかったので、持久系のトレーニングを積みたい」と次を見据えた。100㍍平泳ぎにおいては、1:10.70と自己ベストを0.50上回るタイムをマーク。「インカレではしっかりど全種目ベストを出してチームに貢献したい」。1年生ながらに全国大会での記録を見据えた。
次戦は来週のタイムトライアル。同志社からは4人のみの出場だが、標準タイムを突破する好タイムをマークすれば、チームとして大きな追い風になる。「インカレでは全員が自分で立てた目標を達成できるように頑張りたい」(十亀)。7月の関西大会、そして9月の全国大会に向けて。シーズンを通じてチーム全体で成長せよ。【文責・撮影:浅川明日香】