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【水泳部】渡会が4連覇を成し遂げた!

第98回関西学生選手権水泳競技大会

 8月2日〜4日に、第98回関西学生選手権水泳競技大会が京都アクアリーナで行われた。渡会(スポ4)が100㍍背泳ぎで4冠を達成した他、藤本(スポ2)が100㍍バタフライと200㍍バタフライにおいて2年連続2冠を達成するなど、チームとしても男子が4位、女子が2位という結果を残した。

 初日は個人競技で9名が決勝に進出。高嶋(スポ1)は50㍍自由形にて自己ベストを0秒09更新し3位で表彰台に登った。「もう少し早いタイムが欲しかった」(高嶋)。ベストを更新しても満足することなく向上心を見せた。

レース後の高嶋

 2連覇を懸けた藤本は200㍍バタフライに出場。「自信をつけられる大会にしたいと思っていたけど、思ったよりタイムが出なくて悔しい試合になった」(藤本)。優勝を果たしたものの、自己ベストからは遠い結果に肩を落とす場面も見せた。 

 初日の最終種目である400㍍フリーリレーでは、男女ともに2位入賞。「2位を取ることが目標だったので、ひとまず達成ということで嬉しかった」(説田・商4)。見事なチーム力を見せつけ歓喜の輪をつくった。

 2日目には個人競技で2名が決勝に進出し、最終種目の400㍍メドレーリレーでは、男子が5位、そして女子が2位という結果を残した。

仲間を応援する選手たち

 昨日に引き続き、藤本は100㍍バタフライに出場した。予選から安定した泳ぎで予選では1分00秒23をマークし、全体1位で予選を突破する。決勝でも強さを見せつけた泳ぎで優勝に輝き、200㍍バタフライと合わせて2年連続の2冠を成し遂げた。「スピードと持久力、どちらもの強化が大事だと思うので、しっかりそこを強化していきたい」(藤本)とインカレに向けての課題を口にした。

バタフライを泳ぐ藤本

 男子1500㍍自由形に出場した根倉(スポ2)は、最後までしっかりと泳ぎきり、全体6位。レース後には目標タイムを18秒26と大きく上回り、力強いガッツポーズを見せた。

 女子400㍍メドレーリレーには、渡会、橋本萌(スポ4)、藤本、梶本(スポ3)が出場した。1種目の背泳ぎでは1位を泳ぐも、2種目以降は順位を一つ落とし2位。その後は安定した泳ぎを見せ、4分12秒30で2位入賞を果たした。

 3日目は個人競技で6選手が決勝に進出。梶本は400㍍個人メドレーで予選から圧巻の泳ぎを見せつけ、1位で通過すると、続く決勝では4分40秒68と大会新記録を打ち立て、優勝を収めた。

 100㍍背泳ぎには、昨年王者の渡会と白石(理工4)が出場。それぞれ1位と4位で予選を突破すると、決勝では白石が1つ順位を上げ、1位と3位でフィニッシュ。渡会はこの種目で4連覇を達成するという偉業を成し遂げた。「お互いに切磋琢磨しながら4年間戦ってこれた」(白石)と良きライバルである白石への思いを口にし、表彰台では2人で笑顔を見せた。

ポーズを決める(左から)渡会、白石

 200㍍平泳ぎでは橋本萌、岡元(社4)、橋本響(政策4)が登場。橋本響が全体2位で決勝に駒を進めると、本選では2分15秒18をマークし、4位に輝いた。

 3日間の最終種目である800㍍フリーリレーでは、男女ともに2位という好成績を残し、喜びを嚙み締めた。

 3日間を通じ、男子は1部で4位、そして女子は2位という結果を残した。チーム力という意味でも成長を実感できた試合だった」(橋本響)。次に控えるのは1か月後に迫るインカレである。各々の課題と真摯に向き合いながら、彼らはさらに成長を遂げる。

(撮影・文責:浅川明日香、奥谷陽菜、近藤真子)

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