5月4日、YMITアリーナ(滋賀県)で令和5年度関西学生卓球春季リーグ戦が行われた。同志社は関大に5-2で勝利し、開幕3連勝を飾った。
1番手で登場したのは、ルーキーの吉井(商1)。一年生ながら、力強いプレーで相手選手を圧倒。ストレート勝ちを収め、先制点を挙げた。
続く2番手の竹村(商2)は、相手の両ハンド攻撃を攻略することができず、1ゲーム目を奪われる。2ゲーム目はラリーが続くも、粘り強く打ち返し11-7で勝ち点を奪取した。その後シーソーゲームが続き、試合は第5ゲームにもつれ込む。互角の勝負が繰り広げられ、デュースに突入。激しい打ち合いを制し、13-11で勝利を収めた。
ボールを打ち返す竹村
その流れにのるように、3番手の原田(商3)は3-0のストレートで快勝。
ダブルスは両者譲らぬ戦いとなった。点の取り合いが続き、試合は5セット目にもつれ込む。強烈なスマッシュを打つ相手選手に粘る姿を見せるも、勢いに押され、8-11で敗北を喫した。続く5番手の本井(スポ3)が1-3で敗れると、暗い流れを断ち切るように、6番手の三浦(商4)と7番手の松島(社4)が圧巻のプレーを披露。どちらも3-0で白星を上げ、勝利に貢献した。結果、5-2で関大に勝利し、3連勝を果たした。
ダブルスの吉井(左)と本井(右)
狙いを定める三浦
「後半になればなるほど、相手も強くなっていくので、向かっていく気持ちを忘れずに全力で頑張りたい」(三浦)。リーグ戦も折り返し地点となった。残りの試合を1戦ずつ勝ち切り、リーグ優勝への道のりを突き進む。(西村早智)