卓球部(女子)
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【卓球部女子】リーグ戦3連覇達成

 5月7日にYMITアリーナ(滋賀県)で令和5年度関西学生卓球春季リーグ戦が行われた。春季リーグ最終戦で最大な山場を迎えた同志社は宿敵神戸松蔭女大と対戦。接戦を制し春季リーグ戦優勝に加え、リーグ3連覇を達成した。

 宿敵、神戸松蔭女大とのリーグ最終戦の先鋒を任された本井(スポ3)。序盤から白熱した攻防を展開した。相手のミスを誘うボールを打つことに加え、甘いボールはすかさずスマッシュ。厳しい試合の中でも平常心を忘れずにプレーした。3-2で勝ち切り、チームに勢いを与える勝利を飾った。2番手の竹村(商2)は相手に攻め込まれはやくも2セットを落としてしまう。もう後がない3セット目、竹村の反撃が始まった。「3セット目から相手のボールが見えてきた」と臨機応変に対応する力を見せた。徐々に自分のペースに持ち込み、勝負は最終セットに持ち込まれる。お互いにスマッシュの打ち合いが展開。最後は相手の意表を突くボールに対応できず、敗北を喫した。

球を打ち返す本井

 3番手の原田(商3)は「前の選手がとても良い試合をしてくれたので、負けないように試合をしたい」と意気込んで3戦目に挑んだ。気持ちを前面に出したプレーで相手を圧倒。3-1で完勝した。2-1で迎えたダブルス。ここで勝利し勢いに乗りたかった同志社だが、相手に終始試合のペースを握られ敗北を喫し、またもや振り出しに戻される。

ガッツポーズする原田

 5番手に登場した主将三浦(商4)。「必ず勝たなければいけない」と覚悟を決め試合に臨んだ。相手の気迫に呑み込まれることなく、試合を上手に進め圧巻のストレート勝ち。絶対に負けられない場面でも平常心を保ち、自分の卓球で快勝した。6番手の吉井(商1)は、尻上がりで2セット目から調子をあげていくも、相手の巧みな卓球技術に翻弄(ほんろう)され敗北を喫した。

サーブを放つ三浦

 優勝をかけた最終戦に挑んだのは、松島(社4)。松島はコート全体をうまく利用し、相手を前後左右に動かしミスを誘った。甘いボールはすかさずスマッシュし点数を奪取。1セット目をとって流れに乗りたい松島だったが、相手も必死に喰らいついた。その後2セット連続で落とし、もうあとがない4セット目。観客席や仲間からの応援が松島をもう一度奮い立たせた。怒涛の得点奪取で5、6セット目も奪い、勝利。接戦を制した松島には安堵の表情が見られた。

カットする松島

 同志社はリーグ優勝を果たし、リーグ3連覇を達成した。部の目標に掲げていたリーグ戦優勝。チーム一丸となって、戦うことが出来たからこそリーグ3連覇の夢が実現した。秋季リーグ戦でも優勝するべく、この先更に成長を遂げこの舞台に舞い戻ってくる彼女たちに期待がかかる。(駒嶺錬)

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