卓球部(男子)
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【卓球部男子】秋季リーグ戦4位で終幕

令和7年度関西学生卓球秋季リーグ戦

 9月3日から5日にかけてベイコム総合体育館(兵庫県)において令和7年度関西学生卓球秋季リーグ戦の後半戦が行われた。同志社は4勝3敗で4位に終わった。
 4日目は龍谷大と対戦した。1番手の永井(経1)は相手に競り負けたものの、富澤(文情3)、隅谷(経4)が続いて勝利を収める。ダブルスは敗北、続く中川(社4)はストレート勝利を収め、勝敗は田口(社4)に託された。第1、3ゲームで勝利するも第2、4ゲームは敗れ、フルセットに追い込まれる。「全体的に弱気だった」(田口)。粘り強いプレーを見せたものの一歩及ばず敗北を喫した。

打ち返す田口

 大会5日目は京産大との対戦。春季リーグ戦では4-3と接戦を繰り広げた相手だ。
 先鋒を任されたのは中川。第1ゲームは相手を突き放し大きなリードを奪うも、徐々に差を詰められる。それでも長いラリー戦を制し、ゲーム先取に成功。第2ゲーム以降は強烈なスマッシュと巧みなプレーで相手に流れを渡さない圧倒的なゲーム展開でストリート勝利で飾った。
 続いて田口と丹澤(理工3)がコートに立つ。互いに第1ゲームを失い、早くも追う展開となった。田口は主将の気迫を見せ、第2、3ゲームを取り、王手をかける。第4ゲームこそ相手に奪われファイナルへ持ち込まれるも、終始落ち着いたプレーで接戦を勝ちきった。一方の丹澤はリーグ戦初出場にもかかわらず2ゲームを先取されてからの第3ゲームを奪い返す。第4ゲームもどちらに転ぶか分からないラリーが続いたが、最後は力尽き敗北を喫した。
 第4試合のダブルスに出場したのは中川・永井。終始試合を支配し、わずか30分でストレート勝ちを収める。この時点で3-1と同志社は勝利へ王手をかけた。

ラリーをする永井

 続くシングルスに登場したのは永井。ダブルスからの連戦となり疲れが見えることもあったが、ゲームカウント1-1からの第3ゲームは相手に4点しか許さず奪うと、勢いそのまま第4ゲームもデュースの戦いを制し、3-1で白星をつかむ。この時点で同志社の勝利が決まった。
 富澤と隅谷も接戦のゲームを繰り広げあと一歩のところまで持ち込むも、勝ち切ることができず、4-3で試合が終わった。

ガッツポーズをする隅谷

 最終日の相手は立命大。春季リーグ戦で優勝している強豪校だ。1番手の中川は接戦まで持ち込んだものの敗戦。続いて隅谷がコートに立った。1ゲーム目を先取されたものの仕切り直してフルセットまで持ち込む。最後は連続得点をあげ、逆転勝利を収めた。その後田口、ダブルスと敗戦が続き後がない状況で緊張感が漂う。5番手に登場したのは永井。2ゲームを連取されたものの、3、4、5ゲームを奪取し、激闘を制した。続く丹澤は敗北を喫す。この時点で立命大に敗北することは決定したものの最後まで諦めない。最後にコートに立ったのは宮城。第1ゲームを先取されたものの、集中力を見せ、3ゲームを連取し、次期主将としての意地を見せた。

喜ぶ選手たち

 4位と悔しい結果で終わった今季。「(来年は)頑張って優勝してほしい」(中川)。リーグ戦優勝の夢は後輩に託された。来春、さらなる強さを見せる姿に期待がかかる。
(文責・伊藤愛梨、村川愛実、撮影・河村柚希、村川愛実)

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