5月29日〜6月3日にITC靭テニスセンター(大阪府)で令和5年度関西学生春季トーナメント本戦、男子シングルス3R、女子シングルス2R、男子ダブルス2Rが行われた。同志社で好成績を残したのは男子シングルス渡邉(法3)、女子シングルス渡辺(スポ4)だ。
男子シングルスでは渡邊(法3)が3Rまで勝ち進めた。2Rからの出場となった渡邊の相手は後輩の岩井。初戦から同門対決となった。序盤から試合の流れをものにし、順調にポイントを重ねていく。相手に揺さぶられることなく6-1で1ゲームを獲得。続く2ゲーム目も、後輩相手に堂々たるプレーを披露し、相手を圧倒させた。持ち前の慎重さで相手のミスを誘い出し、1ゲームと同様6-1で難なく2Rを突破。
続く3Rの相手は立命大の川上。出だしから好調なプレーを見せ、果敢に攻め続ける。ペースを崩すことなく6-1で1ゲーム目を奪取。2ゲーム目も良好な滑り出しを見せるものの、相手の実力が発揮される。両者一歩も譲らない展開が続いた。熱戦を繰り広げ、粘り強いプレーを見せる渡邊。6-6まで追いつかれるも、周りの応援と共に挽回し、接戦を制した。続く4Rへ駒を進めた。
関学大相手に6-1、7-5で順調に1Rを突破し、2Rに挑んだ渡辺。ファーストゲーム、序盤から勢いのあるストロークで相手を寄せ付けない。攻撃的なプレーを積極的に仕掛け、終始試合の主導権を握る展開を繰り広げる。圧倒的な力を見せ、勢いのままファーストゲームを6-1で先取した。続くセカンドゲーム、序盤から長いラリーでミスを誘われ、思うようにポイントを奪えない。それでも必死にボールに食らいつき、取って取られる攻防戦を繰り広げる。相手のペースを崩せずデュースまで持ち込まれるも、前後左右に揺さぶる変幻自在のストロークで7-6(5)で勝利。3Rへ進出を決めた。
インカレへつながる今大会。少しでも良い成績を残すべく明日の一戦も全身全霊で戦うテニス部に注目が集まる。(文責・待鳥桜子、早川京、写真・早川京)
【試合結果】
男子シングルス1R
○山﨑(商4) 6 6
片山(立命大) 1 3
●毛利(商4) 6 6
柴田(甲南大) 7(3)7(9)
男子シングルス2R
○渡邉(法3) 6 6
岩井(商1) 1 1
●鈴木(法2) 1 1
井戸垣(関大) 6 6
●コーゲン(文2) 3 2
奥平(甲南大) 6 6
●山﨑(商3) 3 5
増成(智)(関学大) 6 7
○三和(文情2) 6 1 7(5)
増田(神院大) 4 6 6
○大矢(GR2) 6 6
金城(近大) 2 2
●丸井(文1 ) 3 0
川田(甲南大) 6 6
男子シングルス3R
○渡邉(法3) 6 6
川田(近大) 4 2
●大矢(GR2) 6 3 3
冷水(近大) 2 6 6
●三和(文情2) 4 2
岩本(関大) 6 6
女子シングルス1R
●菰方(スポ3) 5 3
古西(関学大) 7 6
○上田(GR2) 0 6 6
吉田(関学大) 6 4 2
○渡辺(スポ4) 6 7
堀江(関学大) 1 5
○松山(経4) 6 6
尾山(社2) 4 1
女子シングルス2R
●山口(スポ2) 0 1
山口(関大) 6 6
○渡辺(スポ4) 6 7
川上(立命大) 1 6(5)
●上田(GR2) 2 3
井上(甲南大) 6 6
男子ダブルス1R
○馬場(スポ2) ・岩井(商1) 7(5) 1 10
本田・村上(関学大) 6 6 7
●山崎(商3)・鈴木(法2) 3 3
天野・堀川(関大) 6 6
○毛利(商4)・渡邉(法3) 6 7(4)
田中・水崎(神院大) 1 6
女子ダブルス1R
●久保(商2) ・小畑(スポ1) 0 2
吉田・高岡(関学大) 6 6
○松山(経4) ・菰方(スポ3) 6 7
宮城・橘(大体大) 3 5
○渡辺(スポ4)・山口(スポ2) 6 6
芹川・川上(立命大) 2 3
男子ダブルス2R
●馬場(スポ2)・岩井(文1) 4 3
中留・其田(関学大) 6 6
○宮地(心理2)・大矢(GR2) 6 7 10
杉本・大橋(龍谷大) 7(3) 5 4