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【テニス部男子】近大相手に敗れ黒星発進

 9月6日、江坂テニスセンター(大阪府)にて2024年度関西大学対抗テニスリーグ戦男子1日目が行われた。対するは近大。全日本大学対抗テニス王座決定試合に出場するという目標に向け、初戦に挑んだ。

ダブルスには山崎(商4)・渡邉(法4)ペア、大矢(グロ地3)・岩井(商2)ペア、鈴木(法3)・宮地(心理3)ペアが出場。競合相手に粘りを見せるも白星を挙げることはできなかった。

第1ダブルスには山崎・渡邉ペアが出場。果敢に挑んだファーストセット。相手の鋭いストロークに苦戦し2-6でファーストセットを落とす。続くセカンドセット。流れを断ち切れず、2-5でリードされるも中盤、前につめて相手のアウトミスを誘う。さらに、ネットギリギリの激しい攻防を制し4-5まで挽回するも、5-7で惜しくも敗北を喫した。

構える(左から)山崎・渡辺

第2ダブルスには大矢・岩井ペアが出場。序盤リードするも相手の的確なショットに苦戦して逆転を許し4-6でファーストセットを落とす。なんとか食らいつきたいセカンドセット。中盤まで4-5とリードを許すも、粘りのプレーで相手のミスを誘う。勢いを盛り返すと7-6(3)でセカンドセットを奪取した。迎えたファイナルセット。両者一歩も譲らぬ展開が続いたが、7-10で惜しくも敗北した。

戦略を話し合う(左から)大矢・岩井

 第3ダブルスには鈴木・宮地ペアが出場。ファーストセットを4-5まで迫るも4-6で落とす。続くセカンドセット。鈴木(商3)のサービスエースが光った。また、後衛同士のリターンボールに前衛が飛びつきボレーを決める戦術で得点を重ね逆転し6-5でセカンドセットを奪取した。迎えたファイナルセット。より気持ちの入ったプレーで相手を翻弄(ほんろう)し、10-8で勝利した。

ガッツポーズをする宮地

一つでも白星を挙げたいシングルス。同志社からは渡邉(法4)、大矢(グロ地3)、三和(文情3)、福森(法2)、丸井(文2)、吉川(文情1)が出場した。

第1シングルには4回生の渡邉が出場。同志社大学のエースとしてチームに流れを持っていきたいファーストセット。長いラリーで相手のミスを誘い6-1で奪取。続くセカンドセット。緩急を使う相手の戦略に苦戦し6-19で落とすと、ファイナルセットと主導権を握ることができず6-3で敗北した。

フォアハンドを打つ渡邉

中でも接戦を繰り広げたのは第2シングルの大矢だ。序盤からラリーを続け相手のミスを誘うも6(3)-7で惜しくもファーストセットを落とす。続くセカンドセット。互いに一歩も譲らずタイブレークにもつれ込んだ。相手のショットが浅くなったところで積極的に攻撃し、7-6(8)でセカンドセットを奪取した。しかし、ファイナルセットは大矢の棄権により落とした。

シングルスの結果は6敗。ダブルスと合わせると1勝8敗で、白星発進は叶わなかった。次に控えるのは関西学院大学戦。今試合の悔しさを晴らし勝利を勝ち取りたいと意気込む。

(撮影・髙橋舞衣、文責・木田恋菜)

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