9月11日、江坂テニスセンター(大阪府)にて2022年度関西大学対抗テニスリーグ戦女子5日目が行われた。今リーグ全敗の同志社にとって初勝利を目指す戦いとなった。
初めにコートに立ったのは、小池(スポ4)・山口(スポ1)ペア。先に流れをつかんだのは相手チームだった。鋭いストロークで攻められ、ミスを誘い出される。2-5まで追い詰められたが、ここで同志社の攻撃が始まる。前衛のボレーが次々に決まり、4-5まで差を縮めた。しかし一歩届かず、ファーストセットを落とした。続くセカンドセットでも先制点を相手に許す。同志社は必死にあとを追うもなかなかリードすることができない。アウトやネットのミスが続き、敗北を喫した。
次にコートに立ったのは久田(社4)・渡辺(スポ3)ペア。ファーストセットは両者一歩も譲らない試合が続いた。前半は一歩リードされていたものの、後半で同志社が追い上げる。互いに粘りを見せ、タイブレークに突入。攻めの体勢にはいり、前後左右に揺さぶる。戦略通りミスを誘いだし、ファーストセットを奪取した。絶対に勝ち取りたいセカンドセット。流れは同志社にあった。渡辺のサーブから始まり先制点を奪う。渡辺の強烈なフォアハンドと久田のサーブでも数々のミスを誘い出し、6-3で勝ち星をあげた。
続くシングルスには菰方(スポ2)、渡辺(スポ3)、尾山(社1)が出場した。
最初に登場したのは菰方。ファーストセットからスピード感あふれる攻撃でポイントを重ねていく。相手に1ゲームも取られることなくファーストセットを獲得。続くセカンドセットでは相手に先制点を許してしまう。しかし菰方は平静さを失うことなく、試合を進めていく。安定したプレーで勝利をつかんだ。
残るシングルスは無念の敗北。最後まで諦めない姿を見せたが、勝利にはあと一歩及ばなかった。 2-3で大教大に同志社は惜敗。今リーグ初勝利を迎えることはできなかった。次戦は17日の入替戦。相手は立命大となる。4回生にとって最後の試合。悔いのない素晴らしい戦いに期待する。【早川京】
【試合結果】
女子ダブルス
●小池(スポ4)・山口(スポ1) 4 4
〇清水・西田(大教大) 6 6
〇久田(社4)・渡辺(スポ3) 7 6
●坂江・今井(大教大) 6(5) 3
女子シングルス
〇菰方(スポ2) 6 6
●兼田(大教大) 0 3
●尾山(社1) 4 3
〇西田(大教大) 6 6
●渡辺(スポ3) 5 0
〇清水(大教大) 7 6