9月17日、江坂テニスセンター（大阪）にて女子入れ替え戦が行われた。同志社はリーグ戦を全敗で終幕し、１部残留をかけて立命大との負けられない戦いに挑んだ。

D1には久田(社4)・渡辺(スポ3)ペアが登場。序盤からコートを広く使ったプレーで相手のミスを誘う。さらに久田のフォアハンドストロークや渡辺のスマッシュでポイントを重ねる。終始試合の主導権を握り、6-2でファーストセットを先取。

続くセカンドセット。立ち上がり、相手のスピード感あふれるストロークに苦戦。しかし、アイフォメーションの陣形で攻めの姿勢を見せ、流れを取り戻す。徐々にリードを広げ、勢いのまま6-2で試合終了。白星を飾った。

小池(スポ4)・山口(スポ1)ペアがD2でコートに立った。コートを広く使ったプレーを展開し、序盤から優勢を保つ。しかし、台風の影響でコートには暴風が吹き荒れ、思うようにボールを操れない。互角の戦いを繰り広げ、タイブレークまで持ち込むも逆転負けを喫す。

巻き返したいセカンドセット。前衛をうまく使った攻撃に苦戦を強いられポイントを奪えない。必死にボールを追いかけるも、あっけなく2-6で敗戦となった。

1-1で迎えたシングルス。S1には渡辺(スポ3)が出場。ストロークで相手を前後に揺さぶりミスを誘う。シーソーゲームを繰り広げるも意地で4-3とリードする。しかしここからミスが目立ち4-6で逆転負け。

続くセカンドセット、強気を見せたものの長いラリーをものにすることができない。最後まで諦めない姿を見せるも1-6で敗北。

続いて尾山(社1)が登場。序盤から相手の勢いに押される展開で始まる。それでも甘い球をスマッシュで決め、ポイントを奪う。しかし、ゲーム差を縮めることができず1-6でファーストセットを落とす。

セカンドセットも攻めの姿勢を見せ、サイドラインギリギリを狙うも、アウトに。相手のペースを崩すことができず、そのまま2-6で黒星。

最後は菰方(スポ2)がコートに立った。長いラリーで相手のミスを誘い、ファーストセットを6-2で圧勝。セカンドセットも熱戦を繰り広げ、勝利の期待がかかったが、立命大の白星の数で勝敗が決まったため途中で打ち切りとなった。　

今試合により２部への降格が決まった。また、４年生にとっては最後の大会となった。「後輩なら絶対に大丈夫」(主将・若林)。１部に戻る日を夢見て、日々練習を重ねる。ここで味わった悔し涙と４年生の思いを背負い、２部で逆襲を誓う。【文責・待鳥桜子、写真・萩岡真生】

【試合結果】

Ｄ１　○久田(社4)・渡辺(スポ3) 6 6

　　　●岡山・芹川(立命大)       2 2

Ｄ２　●小池(スポ4)・山口(スポ1) 6(4) 2

　　　○古賀・横井(立命大)           7 6

Ｓ１　●渡辺(スポ3)   4 1

　　　○古賀(立命大)  6 6

Ｓ２　　菰方(スポ2)  6 5

　　　　横井(立命大) 3 5

Ｓ３　●尾山(社1)     1 2

　　　○芹川(立命大)  6 6