3月4日に万博テニスガーデン(大阪府)で令和4年度関西学生新進テニストーナメント本戦男子シングルス4R、男子ダブルス3Rが行われた。
始めにベスト8をかけて渡邉(法2)が果敢に挑んだ。攻め込みたいファーストセット。球速のあるサービスや鋭いストロークに苦戦を強いられる。必死でボールを追うも2-6でファーストセットを許す。続くセカンドセット。気持ちを切り替え、粘り強くリターンする。しかし、相手のペースを崩しきれず4-6で敗北を喫した。
男子ダブルスでは大矢(GR1)馬場(スポ1)ペアと毛利(商3)、渡邊(法2)が2Rを突破し、ベスト8の座をかけた舞台に立った。しかし両ペアとも惜しくも敗れ、ベスト16という結果となった。
大矢・馬場ペアは天野・銘形ペア(関大)と対戦。ファーストセットは競る形の試合が続いたが、大事なポイントを相手に取られ流れを失う。なかなか得点に結びつけられず、4-6で第1セットを許した。気持ちを切り替え挑んだセカンドセット。大矢の鋭いストロークや馬場の前衛での攻撃により相手のミスを誘い、第2セットはものにした。勝敗を決めるスーパータイブレークに突入。手に汗握る大接戦の末、10-12で惜敗した。
毛利、渡邊ペアは藤井・川田ペア(近代)と対戦。ファーストセットからタイブレークにもつれ込む熱戦となった。安定した粘り強いプレーを見せ、第1セットを獲得。続くセカンドセットでは序盤から大幅にリードされ、思うように差が縮まらない。必死に食らいつくも、なかなか得点にはつながらず、セカンドセットを落とした。勝敗を決める運命のファイナルセット。10点を先取したほうが勝利というルールの中、序盤はシーソーゲームを繰り広げるも、6点を超えた瞬間相手の勢いにのまれ、惜しくも6-10でゲームセット。目標のベスト8を飾ることはできなかった。
渡邉は課題が露呈したと今大会を振り返る。インカレがかかった春関ではさらなる上位を目指して日々鍛錬を積む。今後のテニス部男子にさらなる注目が集まる。【文責・早川京、写真・待鳥桜子】
【試合結果】
男子シングルス4R
●渡邉(法2) 2 4
○新出(近大) 6 6
男子ダブルス3R
●大矢(GR1)馬場(スポ1) 4 6 12
○天野・銘形(関大) 6 2 14
●毛利(商3)渡邉(法2) 7 1 6
○藤井・川田(近大) 6(3) 6 10