3月4.5日に万博テニスガーデン(大阪府)で令和4年度関西学生新進テニストーナメント本戦女子ダブルス2R、QFが行われた。
2Rには松山(経3)菰方(スポ2)ペア、渡辺(スポ3)山口(スポ1)ペアが出場。
始めにコートに立ったのは松山・菰方ペア。序盤から球速のあるリターンに苦しみ、思うようにポイントを奪えない。そのままファーストセットを2-6で落とす。巻き返したいセカンドセット。ファーストセットで見つけた相手の隙にボレーを打ち込み、次々と点数を重ねる。攻防戦になったものの6-4でセカンドセットを奪取した。そして試合はスーパータイブレークへと突入。粘り強さを見せ、両者譲らない展開が続いた。しかし終盤、相手の勢いある攻撃に押され6-10で惜敗。今大会ベスト16で終えた。
続いて渡辺・山口ペアが登場。「相手の強打のストロークを前衛が上手く動いてミスを誘えた」(山口)。終始試合の主導権を握り、6-1、6-2で圧勝し、準々決勝へと駒を進めた。
迎えた準々決勝。相手は昨年リーグ優勝校・関大だ。序盤からサイドラインぎりぎりに打ち込まれるストロークや、ショットの正確さに苦戦を強いられる。それでも必死で食らいつき、デュースまで持ち込む。しかし最後の1本を取られる展開が続き3-6で第1セットを落とす。続く第2セット。アイフォメーションの陣形でポイントを重ね、互角の戦いを繰り広げる。一時は2ゲームリードし、関大相手に健闘を見せた。しかし最後はミスが目立ち3-6で敗北。渡辺・山口ペアはベスト8で今大会終幕を迎えた。
「次につながるいい試合ができた。次は優勝を目指している」(渡辺)。敗北を喫したものの、インカレにつながる春関に向けて前向きな姿勢を見せた。悔しさを胸に、2ヶ月後さらにパワーアップした彼女らの活躍に期待がかかる。【文責・待鳥桜子、写真・早川京】
【試合結果】
女子ダブルス2R
●松山(経3)菰方(スポ2) 2 6 6
○尾西・安本(甲南大) 6 4 10
○渡辺(スポ3)山口(スポ1) 6 6
●原・松田(姫大) 1 2
女子ダブルスQF
●渡辺(スポ3)山口(スポ1) 3 3
○川本・山口(関大) 6 6