バレーボール部(女子)
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【バレーボール部女子】健闘するも敗北し連敗重ねる

 4月30日に流通科学大学にて、2023年度関西大学バレーボール連盟女子3部春季リーグ第4節が行われた。同志社は大阪教育大学にセットカウント1-3で敗れ、黒星となった。

 第1セット。立ち上がりから相手のペースに飲み込まれ追いかける展開が続く。流れを変えるため監督がタイムアウトを要求するも、アタックが上手く入らずリードを許す。しかし、合間合間で浮橋(政策4)がスパイクを決め、仲間を鼓舞する場面も。主将の力あってか第1セット中盤、4連続ポイントを奪い、相手にタイムアウトを取らせる。相手のペースが崩れかけたように見えたが、最終的に14-25で第1セットを奪われる。

試合中の選手・(左)浮橋、(右)大坂

 気持ちを切り替え挑んだ第2セット。先制点を見事決め、序盤から反撃を見せる。大坂(スポ4)の強烈なスパイクが相手のブロックを崩し、ポイントを奪う。しかし、相手も黙ってはいない。鋭いサービスエースを決められ、同ポイントに追いつかれる。序盤は良い展開で試合が始まったものの、途中から流れを奪い取られてしまい惜しくも20-25で第2セットを落とした。

 仲間が見守る中、迎えた第3セット目。これ以上後がない同志社は、主将の浮橋を筆頭に力強いアタックで相手をふらつかせる。相手から放たれる強烈なスパイクにも揺るがない。メンバー全員でボールをつなぎ留め、ラリーを制する場面も多々見受けられた。両者一歩も譲らず、第3セットは後半へ差し掛かった。ここでも浮橋がレフトから力いっぱいのスパイクを放ち、ポイントを重ねる。前日は、「レフトからのスパイクがしっかり入りきらなかったことが敗因の1つ」と話していた浮橋だが、今日は一味違った。自ら前言撤回をするように前日の反省点を修正し、レフトからの強烈なスパイクを打ち続けた。合わせて大坂のライトから放たれるスパイクも、得点の支柱となった。第1セット、第2セットとは違い、終始同志社がリードする形で迎えた終盤。第3セット勝ち切りまであと5ポイントのところで、岡本(社2)が強烈なサーブで連続得点を重ねる。最後まで流れを掴み続けた結果、25-18で第3セットを勝ち取った。

喜ぶ選手たち

 第3セットを奪い取り、なんとか持ち返した同志社。リードを許すわけにはいかない状況で始まった第4セット目。互いに譲らないシーソーゲームが繰り広げられる。終盤まで白熱した展開で試合が進んだ。しかし、一歩前に出たのは相手チームだった。後半あと5点のところで連続得点を許し惜しくも敗北。22-25で第4セットを落とした。

 次戦はリーグ戦終盤である第5節。「しっかり気持ちを切り替えて、次に挑んでいきたい」(浮橋)。悔しい気持ちを晴らすべく、次こそは白星を奪い取れ。【文責、撮影・藤田桃江】

【リーグ通算成績】

4試合終了時点0勝4敗

対流科大●1-3(23-25、20-25、27-25、16-25)

対佛大●1-3(14-25、25-22、16-25、18-25)

対明国際大●0-3(12-25、10-25、14-25)

対大教大●1-3(14-25、20-25、25-18、22-25)

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