バレーボール部(女子)
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【バレーボール部女子】浮橋組、秋季リーグ3位で終幕

2023年度関西大学バレーボール連盟女子4部秋季リーグ戦

 10月22日、京都華頂大学にて2023年度関西大学バレーボール連盟女子4部秋季リーグ戦第7節が行われた。入れ替え戦進出のために今試合で何としても勝利したいと臨んだが、滋賀短大にセットカウント0―3で敗北。リーグ戦3位で浮橋組の戦いは幕を閉じた。

円陣を組む選手たち

第1セット。サービスエースにより先制点を許すと、流れは滋賀短大に。強力なスパイクを打つも相手の固いブロックに苦戦し、序盤に一気に6点を奪われた。しかし中盤では緩急のある攻撃にブロックや迅速なレシーブで対応。1点先を行く相手に連続得点を許すことなく必死に食らいついた。セット終盤では#1浮橋(政策4)のレフトスパイクが決まり流れを取り戻すかのようにも思われたが、相手のアタックにより20ー25で第1セットを落とした。

サーブをする浮橋(政策4)

大坂(スポ4)と神内(スポ1)のブロックにより先取点を獲得した第2セット。今セットでは八木(法2)が主軸となって攻撃を展開し、点数を重ねた。「朋香さん(浮橋)の対角に入らせてもらっている身としては、エースがいない中でローテを回さないといけないので、セッターにも私に持ってきてくださいって言ってトスを要求して、次に繋がる攻撃をができたと思う」(八木)。相手の低いボールを落とすことなく次に繋げ、#6佐藤(法4)のサービスエースにより同点に追いつく(17ー17)。その後チャンスボールを逃さず#11八木がレフトスパイクを決め、相手に対しセット終盤に2点差でリードした。しかしここで相手にタイムアウトがかかり、流れを止められる。その後勢いを保てず6連取され、21ー25で第二セットを落とした。

スパイクを決めようとする八木(法2)

次戦へ繋ぐためには後一歩も引けない中臨んだ第3セット。序盤では#2黒田(スポ4)のスパイクやフェイントが見事決まり、更に#3岡本(社会2)との息のあったブロックはチームを盛り上げた。相手の攻撃にも防御の姿勢を崩さず積極的にカバーに入り、中盤からはレフトの#1浮橋と#11八木が力強い攻撃を繰り返した。試合は終盤に差し掛かり、21―24でアウトを誘い2点差へ。しかし、相手のアタックが同志社のコートに落ちるとともに試合終了の笛が鳴った。

試合後の集合写真

「しんどい戦いだったんですけど、やっぱり私らの力不足で負けてしまった。後もうひと踏ん張りできなかった試合だったと思う」(浮橋)。各セットの点数をそれぞれ20点台にまで重ねるも、後1歩のところで流れを変えることができなかった。「3部昇格」を目指しチーム一丸となってこれまで戦ってきた同志社。今リーグ戦では連続で白星を飾る展開も見せ、その目標は決して遠いものではなかった。また、悔しい試合展開の中でも日々の練習が生きた今試合。特にブロックは試合を重ねる度に精度を上げていた。「身長が比較的高いチームだったので、ブロックで先止める、こっちにボールが返ってくるまでに止めるっていうところが一番最初の攻撃でもあり守りかなと思ったので、そこの精度に練習してきた成果が出た時は凄い良かったなって思った」(浮橋)。悔しさに涙を浮かべながらも「しんどかった。けど楽しかった」(浮橋)と主将としての1年間を笑顔で振り返った。【文責・川口桃佳、撮影・藤田桃江】

7試合終了時点5勝2敗

対神国際大○3―0(25―12、25―16、25―13)

対京外大○3―0(25―14、25―15、25―15)

対四天大●1―3(21―25、23―25、27―25、15―25)

対滋賀大○3―2(25―18、25―27、25―23、25―27、15―11)

対京華頂大○3―2(17―25、25―23、25―14、22―25、15―13)

対関福大○3ー1(25ー19、23ー25、25―18、25―23)

対滋賀短大●0―3(20―25、22―25、22―25)

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