RIGAVILCUP2024関西大学バレーボール連盟女子３部秋季リーグ戦

　９月15日に大阪大谷大学でRIGAVILCUP2024関西大学バレーボール連盟女子３部秋季リーグ戦、対大阪大谷大戦が行われた。序盤から攻撃の主導権を相手に渡してしまい、第1セット、第2セットと連続で落とす。第3セットは試合の流れを同志社側に戻し余裕のある攻撃で勝利したが、第4セットも奪われセットカウント1—3で敗北した。

　#8三宅(スポ2) のサーブから始まった第1セット。最初は両者譲らず、拮抗した試合展開が続いた。セット中盤、4連続得点を献上するも、相手のフェイントミスを見抜き得点に成功。しかし、そこから流れを掴もうとするも猛攻を止められず、19—25で第1セットを落とした。

　続く第2セット。序盤から6連続得点を許し、攻撃の主導権を握られる。その後も同志社は攻撃の糸口を見つけられず、9—25でセットカウント0ー2となる。「自分たちが1点取るまでに相手に何本もやられてる。そこを止められなかったことが課題」(髙津・スポ4)と先を見据えた。

　勝利を収めて次のセットへ繋ぎたい第3セット。ゲーム終盤まで両者ー歩も引かない試合展開を繰り広げる。終盤#11長井(法1) がライトからのアタックを決め長いラリーを制したことを火切りに、#4八木(法3) のサービスエースを含む4連続得点に成功。しかし相手チームも反撃し、試合は延長戦へ。相手のタッチネットで掴んだマッチポイントで、#10岡田(スポ1) がブロックを上手く交し26ー24で第3セットを奪取。「色んなコースに打てて得点を重ねられたので良かった」(岡田)と自身のプレーを振り返った。

　このままセットカウントを重ねたい第4セット。#2岡本(社2) が先制点を決めるも、中盤では4連続、6連続と大量得点を許してしまう。屈せずに同志社もブロックフォローを徹底し、攻撃のチャンスを自分たちで掴む。ブロックアウトや敵陣の隙を狙ったフェイントなどで果敢に攻め続けた。だが、流れを取り戻すことが出来ず19—25で敗北。セットカウント1ー3で黒星をつける結果となった。

　「対策をしたら自分たちが上手く攻撃できることが分かった」(髙津)。2試合連続敗戦するも、確かな実りを実感する試合となった。今試合での成長と反省を次戦へ活かすべく、進化し続けろ。(文責・益野瑛真、撮影・駒嶺錬)

2試合終了時点0勝2敗

対佛教大●0―3(17ー25、23ー25、17ー25)
対大阪大谷大●1―3(19―25、9－25、26－24、19－25)