RIGAVILCUP2024関西大学バレーボール連盟女子3部秋季リーグ戦
10月12日に大阪大谷大学でRIGAVILCUP2024関西大学バレーボール連盟女子3部秋季リーグ戦、対大教大戦が行われた。負ければ4部との入れ替え戦に近づく今試合で、ストレート勝ち。3部初勝利を飾り、安堵の表情を浮かべた。
「今日の試合は絶対に負けられない」(八木・法3)。今までとは違う緊張感の中始まった第1セットは、一進一退の攻防戦が続く。しかし、先にリードを奪ったのは同志社だった。7点目で#4八木の強弱をコントロールしたスパイクを皮切りに、2点リードをつける。点差を保ちながら、攻めの姿勢で得点を追加。終盤には#3神内(スポ2)のサービスエースが2本連続で成功し、大きく盛り上がる。相手がタイムアウトを取るも、流れが渡ることはなかった。#2岡本(社3)がセンターから力強いアタックを見せる。八木、#5西躰(スポ3)も上手くボールをレシーブ。プレーがつながりラリーを続けると、相手のミスにより23点目を奪取した。勢いそのままに八木がレフトから決め切り、25-17で第1セットを獲得した。
続く第2セットは、先制点こそ許すもその後は同志社が試合を展開。三宅のサービスエース、八木のフェイント、岡本のスパイクで5連続得点を奪う。また、#10岡田(スポ1)の活躍が光り、一挙8得点。中盤には神内がライトからのスパイクを決め、12点差をつける。最後は三宅の2本連続サービスエース、八木のレフトからライトへの素早いスパイクが決まり、25-10で勝利。「今日は打たずに得点できた場面も多かったので、今後の自分につながるゲームになった」(八木)と自身のプレーを振り返った。
迎えた第3セット。入りの部分でミスが目立つも、ひるむことなく立て直す。4連続得点、5連続得点と、テンポよく攻撃をしかけ相手を抑えこむ。中盤、ピンチサーバーとして出場した#20大西(心理1)がサービスエースで存在感を発揮。「中々ない機会なので、チームがもう一段と明るくなるように、勢いを持っていくことができる一本が打てたらいいなと思ってコートに入った」(大西)。多大なるプレッシャーの中、自身の役割を全うした。終盤は3連続得点を許しタイムアウトを取るも、良い雰囲気を崩すことなく得点を重ねる。そしてここでも、八木がレフトから力強いアタックで25点目を奪い25-19で試合終了。「みんなが前を向いて試合ができていた」(八木)。セットカウント3-0で、3部リーグ初勝利を収めた。
今季初勝利となったものの、4部との入れ替え戦の可能性はまだ残っている。「明日も負けられないので、熱くも冷静に賢いプレーができるようにしたい」(八木)。明日の第6節でも白星を飾るべく、全力を出し切れ。(藤田桃江)
5試合終了時点1勝5敗
対佛教大●0-3(17-25、23-25、17-25)
対大阪大谷大●1-3(19-25、9-25、26-24、19-25)
対兵庫県立大●2-3(21-25、31-29、16-25、25-23、16-18)
対流通科学大●1-3(22-25、25-23、24-26、21-25)
対大教大◯3-0(25-17、25-10、25-19)