
RIGAVILCUP2025関西大学バレーボール連盟女子3部春季リーグ戦
4月27日にRIGAVILCUP2025関西大学バレーボール連盟女子3部春季リーグ戦、対明国医大戦が行われた。前節の対大阪大谷大戦ではフルセットの死闘を制し白星をつかんだ八木組。しかし、今試合ではうってかわりストレート負けを喫した。
#1八木 (法4)のレフトからの先制点から始まった第1セット。順調な滑り出しに見えたが、中盤に6連続失点を許してしまう。しかし、ルーキーながら存在感を放つ#13陶原(グロコミ1)が力強いスパイクで負の連鎖を断ち切った。終盤には、#14今川(文情1)や# 15犬伏(生命1)がピンチサーバーとして出場し新たな風をコートに吹かせる。それでも相手の勢いを止めることができず、13ー25で第1セットを落とした。

続く第2セットも苦しい時間が流れる。選手たちは思うように攻撃ができなかった。長いラリーをものにすることができずに先制点を献上すると、そのまま連続で11失点。選手交代で#3神内(スポ3) がコートに入り空気を変えると、八木がスパイクを決め連続失点に終止符を打った。しかし、1度許した大きなリードが縮まることはなく10ー25で第2セットも落とした。

反撃を試みたい第3セット。第2セットに続き先制点を相手に与え、序盤から勢いをつかめない。中盤ではまたも連続で大量失点を許してしまった。終盤、陶原の活躍が目を引く。苦しい場面でも攻めの姿勢で目前のブロックを欺き得点を重ねた。しかし、残念ながら11ー25で第3セットも落とす。セットカウント0ー3で黒星となった。

チームの歯車が終始噛み合わなかった今試合。「序盤から相手のペースに飲まれ、攻撃面でも守備面で崩せなかった」(八木)と悔しさを滲ませた。しかし、悪いことばかりでない。「新1回生がコートの中で頼もしいプレーをしてくれて、それに釣られるように他の部員の士気も上がっている」(八木)。 4月から同志社の門を叩いた期待のルーキー達が頭角を現し始めている。春季リーグ戦も折り返し時点にきた。悔しさをばねに鍛錬を積み重ね、コートで笑顔を咲かせてくれ。(文責・益野瑛真、撮影・奥谷陽菜)