バレーボール部(女子)
HEADLINE

【女子バレーボール部】無念の4部降格

RIGAVILCUP2025関西大学バレーボール連盟女子3部春季リーグ入れ替え戦

 5月25日にRIGAVILCUP2025関西大学バレーボール連盟女子3部春季リーグ入れ替え戦、対大教大戦が行われた。前節の対姫路獨協大戦では屈辱的なストレート負け喫した八木組。修正を繰り返し、3部残留をかけて死力を尽くしたが、セッカウント2ー3で無念の4部降格となった。

 「自分たちのやるべきことをちゃんとして勝ち切ろう」(八木・法4)。気持ちを1つにして臨んだ第1セット。先制点を許すも、#1八木が相手のコートの隙をついたアタックで取り返す。#10岡田(スポ2) もサービスエースを取り幸先の良い立ち上がりとなった。中盤も#13陶原(グロコミュ1)と#4岡本(社4)の鋭いスパイクが光り、点差を広げていく。終盤、ミスが続き相手に猛追をうけることもあったが、選手全員でボールをつなぐ。最後まで集中力を切らさず、25-22で第1セットを奪った。

アタックを打つ八木

 続く第2セット。岡田や陶原の冷静なスパイクなどで中盤までは互角の戦いを繰り広げた。終盤20点台にポイントを乗せると、一気に勢いが加速。陶原がブロックを打ち破るスパイクで21点目を獲得する。22点目は八木のスーパーブロックで奪取し、コートの雰囲気も最高潮に達した。23点目は、八木は今試合絶好調の陶原がサービスエースを獲得。続いて八木が相手の意表を突いたアタックでマッチポイントを奪う。最後は岡田の豪快なスパイクが決まり、25-18で第2セットも連取した。

続く第3・第4セットは、前半とはうって変わり相手のペースに飲まれる展開となった。立て続けの失点に焦りが募り、ミスが次第にコート内に伝染していく。一方の大教大は着実に流れをつかみ、勢いを増していった。必死にボールをつなぐ粘りを見せるも、相手の猛攻を前に踏ん張りきれず、第3・第4セットを連取される。「自分たちのミスが続き、しんどい展開になった」(八木)。セットカウントは2-2となり、試合は勝負の行方は最終セットへともつれ込んだ。

サーブを打つ岡本

 負けられない第5セット。サーブミスにより先制点を相手に許すも、岡田が渾身のスパイクで流れを持ってくる。続けて#7三宅(スポ3)がツーで鮮烈な一撃を突き刺した。しかし5連続得点を献上し、序盤の間に点差が開く苦しい状況に。その後、八木や陶原がレフトから鋭いアタックで連続得点を獲得する場面を見られたが、あと一歩ブレイクには届かない。終盤、またも連続得点を相手に与えてしまう。陶原が相手の隙をつくフェイントで悪い流れを打ち切るも、マッチポイントを握られる。最後は同志社の反撃が実らず、セットカウント2ー3で敗北を喫した。

スパイクを試みる岡田

 今試合の結果により、4部降格が決まった八木組。2部昇格目指して、オフシーズンから例年よりも強化をしていただけに悔やまれる結果となった。しかし、リーグ戦を通してどんなに劣勢な状況でも1点、1点に対してコート内で喜び、苦しい展開の中でも、仲間を信じ戦い抜く姿勢が随所に光った。
秋シーズンに向けて主将は「全員がレベルアップをして、練習でやってきたことをしっかり試合で発揮したい」(八木)と意気込んだ。チームは鍛錬を重ねる夏に入る。秋季リーグ戦では、白星を積み上げ、笑顔で八木組を締めくくる。(文責・撮影:益野瑛真)

※ホームページの不具合により、投稿を見合わせておりました。謹んでお詫び申し上げます。

ページ上部へ