
RIGAVILCUP2025関西大学バレーボール連盟女子4部秋季リーグ戦
9月14日にRIGAVILCUP2025関西大学バレーボール連盟女子4部秋季リーグ戦、対関女大戦が行われた。今季初めてセットを落とすもセットカウント3ー1で3連勝で勝利を収めた。
始まった第1Q。#1八木(法4)、#9陶原(GC1)、#14長井(法2)などの力強いスパイクで、点差をどんどんと広げていく。そして#12谷口(経2)の安定感のある守備が目立った。リベロとして自身の強みである守備範囲とガッツを生かして、いかなるボールも拾いに行く姿勢を貫く谷口。「落ちたら負けてしまうから、私が全部あげたるぞ」(谷口)という強い気持ちで自身の役割を全うしている。終盤になっても同志社の勢いは衰えず、25ー16で第1セットを奪った。

迎えた第2Q。#18今川(文情1)がサービスエース2本を含む3連続得点を記録して勢いに乗る。しかし相手も黙ってはおらず、中盤までは互角の戦いを繰り広げた。それでも、八木のブロックアウトで再度勢い付くと5連続得点をマーク。一気にリードを広げる展開に。終盤、長井の相手ブロックを弾き飛ばすスパイクで20点台に先にポイントを載せた。そして#17 安髙(政策1)がピンチサーバーとして登場すると、圧巻のサーブでサービスエースを獲得。最後は#3 岡田(スポ2)の強烈なスパイクが光り、25ー17でセットを連取した。

ストレート勝ちを狙う第3Q。先制点を長いラリーの末に相手に与えてしまい、序盤は相手ペースになった。それでも中盤、陶原(GC1)のブロックアウトや相手のミスにも乗じて怒涛の6連続点を奪いブレイクに成功。そこからは一進一退のゲームを繰り広げた。そして20点台に先に得点を乗せたのは同志社。しかしあと1歩及ばず、23ー25で第3セットを落とした。

運命の第4セット。陶原がストレートコースに打ち込み先制点を獲得する。その後も序盤は#3 岡田のブロックアウトやエンドゾーン際への強烈なスパイクなどが光り、リードを許さない。その勢いは中盤になっても衰えない。迎えた終盤も、#14長井(法2)の相手の隙を突いた攻撃や、#7三宅(スポ3)のライトからのアタックなどで得点を重ねる。1度もリードを許すことなく、25ー19で第4セットを獲得。ゲームカウント3ー1で白星を挙げた。
開幕ダッシュが止まらず、堂々の3連勝を収めた八木組。「(次節からは)点数には表れない二段トスの質であったり繋ぎの面であったりが求められるので、しっかりと自分たちのバレーボールを展開して3ー0で勝ちたい」(八木)。それでもチームは現状に満足せず、さらなる高みを目指しながら白星を積み上げるつもりだ。彼女たちの未来に大きな期待がかかる。
(文責、撮影・益野瑛真)