４月22日、2023年度関西バレーボール連盟1部春季リーグ戦第3戦が行われた。同志社は龍谷大相手にセットカウント3－1で勝利した。

　同志社は、現在2連勝中である。今後の戦いを見据え、龍谷大に対して勝利を収め、勢いをつけたいと考えている。「コンビを使ってくるチームなので、ブロックから攻撃を封じ込めようにしたい」（宮坂・心理４）。

　迎えた第１セット。先制点を許してしまうが、左右から繰り出す鋭いアタックで龍谷大を押し切り、ポイント差を広げた（13－11）。巧みな緩急を駆使した攻撃を繰り広げ、ミスを誘発、勢いそのままに25－21でセットを制した。

　続く２セット目。流れは完全に同志社のものであった。仲佐（経４）の力強い攻撃から平田（理工４）がフェイントを仕掛け、龍谷大の守備を潜り抜け先制点を獲得。戦略的なブロックとブロックアウトを活用し、スキをつく攻撃は相手を圧倒。２度のタイムアウトへと追い込んだ（21－16）。そのまま見事なフェイントプレーでセットポイントを獲得した（25－19）。

　これまでの流れを維持し、このまま勝ち切りたい第３セット目。相手チームのサーブに苦しめられ、特に２段トスの場面で左右のエースが得点を決め切ることができず、６連続失点（０‐６）。１度目のタイムアウトを取り、龍谷大の流れを断ち切ろうと試みる（４‐11）。その後連続得点を獲得し、弾みをつけたが、前半で着いた点差を惜しくも埋めることができず、23‐25で第３セットを落としてしまった。

　今度こそ勝利を掴みたい第４セット目。中井（心理３）と森川（商２）が順調にブロックポイントを重ね、相手のリズムを崩しタイムアウトを取らせた（８－４）。その後一進一退の攻防が続くが、柔軟な攻撃で相手の弱点をつき25－16で試合終了。セットカウント３‐１で勝利を獲得した。

　試合前のミーティングが功を成し、無事３連勝目獲得できた。主将の宮坂は、「次勝ったら４連勝なので、それを目指せるように頑張ります」と明日の京産大戦へ意気込んだ。連勝記録を塗り替えることはできるのか。明日の試合に期待が高まる。（撮影・文責：平沼栞）