バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】リーグ戦初白星!

4月10日、関西大学バレーボール連盟1部春季リーグ第2戦が行われた。同志社は大体大を相手にセットカウント3-1で勝利を収めた。

なかなかアタックが決まらず、相手に流れを掴まれた第1セット。序盤から4連続得点を許し、早々にタイムアウトを取った(3-8)。悪い流れを断ち切ったのは今試合の出場選手で唯一の4年生、伴(商4)だった。キレのあるアタックと2本のサービスエースで連続得点(8-9)。4年生の威厳を見せつけた。昨日に引き続きルーキーの活躍も見られ、一時は相手を引き離す展開になる(17-13)。しかし、徐々に点差を詰められてしまい、23-25で惜しくも第1セットを奪われた。

チームを牽引した伴

第2セットの序盤は一進一退の攻防が繰り広げられた。金谷(心理1)のサーブで相手を崩し、2枚ブロックで相手の攻撃を止めるなど、徐々にテンポが合い始める同志社。流れを作り、相手を引き離す(11-5)。試合の展開は最後まで変わらず、25-15と大差で第2セットを奪い返した。

セット数が並び、より緊張感が増した第3セット。点の取り合いが続く中、宮坂(心理3)がライトからの力強いアタックで連続得点すると、同志社サイドから歓声が沸いた。点を奪われた時には「切り替えよう!」という声が飛び交うなど、常に明るい雰囲気だった3セット目。主将宮野(心理4)の代打で出場した仲佐(経3)も活躍を見せる。レシーブや力強いアタックに加え、声を張り上げてチームの雰囲気づくりにも尽力した。伴は「最高でした、期待以上です」と仲佐のプレーを振り返った。終盤でピンチサーバーの中村(商2)が2回のサービスエースを決めたことで一気に勢いづき、25-18でセットを連取した。

声を張り上げてチームを鼓舞する仲佐

勝ち切りたい同志社だが、相手の連続ポイントを許し、苦しいスタートとなった第4セット(3-8)。しかし、エース宮坂が鋭いアタックとフェイントで相手を翻弄(ほんろう)し、徐々に点差を縮めていく。試合終盤まで連続得点を繰り返す両者。金谷の不意を突くツーアタックで相手の流れを止め、最後はブロックが決まって試合終了(25-23)。今季のリーグ戦初白星を飾った。

高いところからアタックを決める宮坂

「今日は一人一人が死ぬ気で声を出していたから勝てたんだと思います」(伴)。昨日の緊張した雰囲気からは一転、明るさが持ち前の同志社バレーが戻ってきた。次戦は強豪校出身の集う昨秋リーグ3位の天理大。中には春高優勝経験者も。今日の勢いそのままに、勝利をつかみ取る。【文責・田組菜月、撮影・小山莉奈】

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