バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】春季リーグ戦7位で終幕

RIGAVIL CUP 2024 関西大学バレーボール連盟 男子1部 春季リーグ戦

 5月19日、天理大学杣之内第一体育館(奈良県)でRIGAVIL CUP 2024 関西大学バレーボール連盟 男子1部 春季リーグ戦の第11戦が行われた。同志社は立命大を相手にセットカウント1-3で敗北を喫した。

 前日に行われた対近大戦でフルセットの末勝利を収めた中井組。「(立命大戦も)自分たちのプレーを徹底していきたい」(中井・心理4)と意気込んだ。しかし立命大はここまで、負けは対天理大戦のみ。難敵は今日も勝負強かった。
 第1セットは中盤まで拮抗(きっこう)する(12-12)。終盤で、伊藤湧(心理2)の速攻や中井の鋭いスパイクなどで逆転するも一歩及ばず23-25で第1セットを奪われた。続く第2セットは、相手のサーブでミドルを狙われ攻撃の幅が狭まる。中盤以降3点差を縮められない時間が続く。終盤、﨑山(商1)のサービスエースで選手たちは再び闘志を燃やした。中井の渾身の一撃で2点差まで追いつく(20-22)。しかしここから立命大の猛攻に合い、21-25でセットを連取された。

スパイクを打つ中井


 あとがない第3セット、﨑山が安定したレセプションで幾度となくチームを救う。さらに大町(商4)が相手の打つコースを完全に読み1枚でブロックすると会場を沸かせた。途中、中井が「ブレイクするよ!」と激を飛ばす。その声に応じるように伊藤湧のブロックが決まる。さらに中井と金谷(心理3)の洛南コンビが息のあったプレーを見せた。23-22の場面では﨑山のサーブで崩すと、すかさず中井が押し込み同点に。森川(商3)のブロックでセットポイントを取ると、またもや森川が高い壁で相手の攻撃を阻み得点を獲得。25-23で第3セットをものにした。

得点後喜ぶ選手たち


 第4セット、このまま流れをつかみたいところだったが大事な局面でのミスが多く得点を伸ばせなかった。最後はコート中央にフェイントを落とされポイントを献上(20-25)。立命大相手にセットカウント1-3で敗北を喫した。この結果を受けて主将の中井は「細かいところのつなぎや打ち切る力の差を見せつけられた」と明確な敗因を挙げた。

盾を受け取る伊藤湧

 今試合をもって春季リーグ戦が終幕した。個人賞として、伊藤湧がブロック賞を初受賞。「昨秋と比べて自分的にレベルが上がった」(伊藤湧)と確かな手応えを示した。一方で通算成績は5勝6敗で7位。昨年の3位から4つも順位を落とした。だが、下がった分はまた上がればいいだけだ。中井組が目指す「ミスがないチーム」へ。西日本インカレに向けてさらなる飛躍を誓った。(渡邉柚果)

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