バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】3勝7敗6位で秋季リーグ戦終幕

RIGAVIL CUP 2024 関西大学バレーボール連盟秋季リーグ戦 男子1 部

 10月20日、近畿大学記念会館(大阪府)でRIGAVIL CUP 2024 関西大学バレーボール連盟 秋季リーグ戦男子1部の最終戦が行われた。同志社は京産大相手にセットカウント1-3で敗北を喫した。この結果から秋季リーグ戦は3勝7敗6位で幕を閉じた。

 京産大は1次リーグ戦でフルセットの末敗北を喫した相手だ。4年生にとって泣いても笑っても最後のリーグ戦。中井(心理4)は「綺麗に勝って終わりたい」と並々ならぬ思いを胸にこの試合に臨んだ。

 迎えた第1セット、同志社の2枚ブロックで攻撃の威力を弱めるも速い攻撃に対応が追いつかず点差を広げられる(3-8)。中田(心理1)、﨑山(商1)らの得点で1点差まで追いつくも、中盤以降取って取られてのシーソーゲームが続き一歩抜け出すことができない。先に20点台に乗せたのは京産大だった(18-20)。しかしここから同志社の反撃が始まる。中井がエースの意地を見せ要所で得点。26-26の場面では森川(商3)のブロックが相手コートに突き刺さる。さらに﨑山のサーブで相手を崩し最後は中井が決め切り28-26で第1セットを先取した。このまま第2セットも同志社優位で進むかと思われたが、序盤からミスが続き悪い流れを断ち切ることが出来ず14-25でセットを奪われた。

スパイクを打つ﨑山
構えるリベロの伊藤大(経4)

 1-1で迎えた第3セット、セッターに小田(スポ2)を起用した。序盤からスパイクがことごとく止められる。らしくないミスを連発し不穏な空気が漂った。2度のタイムアウトを取るが追いつくことができず20-25で連取された。

サインを出す小田

 後がない第4セット、小田と伊藤湧(心理2)のコンビで得点を重ねる。しかし、京産大の攻撃の質の高さ、守りの幅の広さで徐々にポイントを奪えなくなり20-25でこのセットも奪われ京産大相手に1-3で敗北を喫した。

攻撃が決まりガッツポーズを見せる伊藤湧

 全試合終了後、個人賞とチームの順位発表があった。伊藤湧は2期連続ブロック賞獲得を狙っていたが惜しくも2位。1位との差はわずか0.04差だった。チームは春季リーグ戦から1つ順位を上げたものの、目標としていた関西3位以上には届かなかった。攻守ともに存在感を示した﨑山は、「今まで(一緒に)やってきた先輩との最後の試合だったのでやりきりたかった」と後悔を口にする。今リーグ戦でついた黒星は7つ。それでも関西6位の順位を収めたのは窮地に立たされても諦めずセットを奪いにいきチーム一丸となって戦ったからだ。そんな姿を見た下級生たちが必ずリベンジを果たしてくれるに違いない。(文責・渡邉柚果、撮影・三宅希和)

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