バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】粘りのプレーでつかんだ連勝!

5月8日、2022年度関西バレーボール連盟1部春季リーグ戦第8戦が行われた。同志社は大商大を相手にセットカウント3‐2で勝利した。

第1セット目から伴(商4)を筆頭に大きな声を出して、チームを盛り上げる。しかし、上手く波に乗ることができず、序盤から連続失点(0‐4)。失点が痛手となったのか持ち前の明るい空気を取り戻すことができず、敵の流れに。点差を詰めることができないまま、20‐25で第1セットを落とした。

続く第2セットからはルーキー森川(商1)がアタックで魅せる。今季3戦目の出場となる森川だが、見事にプレッシャーに打ち勝ち、実力を発揮。眼前のブロックをものともせず、アタックを決めた(11‐8)。その後は、両者一歩も譲らず、デュースにもつれ込む。最後は同志社が高さのそろったブロックで相手のアタックをはじき、32‐30で接戦の第2セットを制した。

吠える伴

ここは取りたい第3セット。しかし、序盤から素早いアタックで攻められる(4-10)。慌てた同志社がタイムアウトを取るも、流れは変わらず、思うように点差が縮まらない。中井(心理2)が長身をいかしたアタックで得点を奪い、同点に追いついた(21-21)が、ここでも攻め切ることができなかった。ブロックの隙をついて、次々とアタックを打ちこまれ、23-25で第3セットを奪われた。

アタックを放つ中井

後がない同志社、迎えた第4セットは同志社のペースで始まった。宮坂(心理3)が調子を上げ、2枚ブロックを攻略。連続して得点を奪った(6‐3)。続いて森川がアタックで相手にプレッシャーをかける(10‐6)。敵も反撃するが、ディグで粘って得点を奪わせない。勢いそのままに25‐20で第4セットを制した。

 運命の第5セットは、相手のサーブミスで始まった。一進一退の攻防の中、流れを変えたのは森川のブロックだ。アタックだけでなく、徐々にブロックでも活躍をみせた森川は、敵の鋭いアタックを1枚ブロックで完璧に止める(12-8)。このブロックが、チームの士気をあげた。続いて、宮坂が力強いアタックを何度も放ち、ブロックを撃破(13‐9)。相手の追随を許さず、15‐9で第5セットを取り、セットカウント3‐2で大商大を相手に勝利を掴んだ。

ブロックで活躍する森川

 今日の試合の反省点について、主将宮野(心理4)は「サーブを攻めきれなかったので、キャッチを返されて思いっきり決められたところ」だと語った。次戦の相手は今季、調子を上げている大国大。しかし、同志社も粘り勝ちでの連勝で勢いでは負けていない。攻めたサーブとブロックをものにして、大国大を打ち破る。(文貴・小山莉奈、撮影・田組菜月)

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