5月22日、2022年度関西バレーボール連盟1部春季リーグ戦第11戦が行われた。同志社は関学大を相手にセットカウント3‐1で勝利した。
第1セットは念入りなミーティングを重ねたことが、功を奏し、25‐13で獲得。
続く第2セット前半は均衡状態だったが、仲佐(経3)のアタックで試合の流れが変わる。力強いアタックでチームを勢いづけると、同志社が4連続得点(12‐9)。一気に相手を引き離し、タイムアウトを取らせる。タイムアウト後も同志社優勢でゲームメイクすることに成功し、25-17で第2セットを連取した。
第3セットでも勢いが止まらない同志社。甲斐(商3)の攻めたサーブや高さのそろったブロックで敵を圧倒(6‐1)。序盤からテンポよく得点を重ねた。しかし、攻めたアタックがアウトになり、敵に追いつかれてしまう(10‐10)。流れを崩された同志社は、勢いを取り戻すことができず、17‐25で第3セットを奪われた。
意地を見せたい第4セット。互いに一歩も譲らぬ展開の中、存在感を見せたのは宮坂(心理3)。緩急つけたアタックやバックアタックなど多彩な攻撃で、相手を翻弄する(14‐10)。相手も徐々に調子を上げ、鋭いアタックで同志社を追いかけ、終盤は手に汗握る接戦に(22‐21)。「攻めていこう!」という伴(経4)の声掛けに応じるように、積極的な攻撃を見せ、25-23で第4セットを奪い、セットカウント3‐1で勝利を収めた。
今試合を振り返り、主将宮野(心理4)は「今リーグの中で一番良かった試合だ」と語る。こまめなコミュニケーションや声掛けで、試合を優位に進めることができた。春季リーグの結果は10位。満足のいく結果ではなかったが、この経験は今後のチームに良い影響を与えるだろう。(文貴、撮影・小山莉奈)