バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】1勝1敗で明日に駒進める

6月30日、2022年度第48回西日本バレーボール大学男子選手権大会が広島県立総合体育館で行われた。同志社は第1試合、西日本工業大を相手にセットカウント1-2で敗北を喫した。続いて行われた第2試合では、静岡産業大を相手にセットカウント2-0で勝利を収めた。

対西日本工業大戦の第1セット。試合が動いたのは中盤だった。均衡を保ち続けていたが、相手のアタックに徐々に追いつけなくなり3連続失点(15-18)。タイムアウトを取って反撃を試みるも、相手ブロッカーの壁は高く、流れを変えることができなかった(18-25)。しかし、第2セットは宮坂(心理3)と仲佐(経3)の活躍が光る。宮坂の隙をつく鋭いアタックと、仲佐のキレのあるアタックで序盤から相手を引き離す(6-2)。最後までリードを保ち、25-18で第2セットを奪い返した。

アタックを決める宮坂

第3セットは一進一退の攻防が続いたが、中盤に相手のミスが目立ち一気に点差を広げる(16-10)。勝敗はついたかと思われた。しかし、ここから相手の反撃が始まった。ジャンプサーブの対応に苦戦し、徐々に追いつかれる。タイムアウトを取って何とかリードを保とうとするが(16-15)、相手の勢いは止まらない。相手チームに対する声援が同志社に容赦なく降りかかる。タイムアウト後は3点しか得点できず、19-25で第3セットを落とす。まさかの敗北となった。

試合後に肩を落とす選手たち

「負けたら終わり」。絶対に勝つという意識のもと臨んだ対静岡産業大戦。第1セットは前試合の悔しさをバネに、テンポよく得点。終盤では平田(理工3)を筆頭にブロックポイントを重ね、25-17でセットを先取した。2セット目はデュースまでもつれ込む接戦を繰り広げた。最後は4年生の伴(商4)が鋭いアタックで存在感を放ち、31-29でセットを連取。明日に駒を進めた。

ブロックを決める平田と中井(心理2)

オフ明けの試合で体力が持たず、苦戦を強いられた西日本インカレ1日目。「みんなで話し合い、反省するところは反省して明日良い雰囲気で臨んでいけたらと思います」(宮野)。明日の試合に向けて、各自調整を図る。(文責・田組菜月/撮影・小山莉奈)

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