バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】春から進化見せるも、一歩及ばず

 9月17日、関西大学バレーボール連盟 1 部春季リーグ第3戦が行われた。同志社は近大を相手にセットカウント 1-3 で敗北を喫した。

 第1セット、試合が動いたのは中盤。仲佐(経3)の活躍で試合を優位に進めていたものの、同点に追いつかれ、タイムアウトを取った(12‐12)。しかし、ブレイクされてもムードを壊さずに試合を展開。伴(商4)の緩急つけたアタック(22‐20)で、確実に流れをつかみ、25‐23で第1セットを制した。

力強いアタックを決める仲佐

 続く第2セットは宮坂(心理3)が抜群の攻撃力を武器に相手を翻弄。強力なアタックで敵を圧倒し(19‐20)、チームに活力をもたらした。しかし、あと一歩届かず、23‐25で第2セットを落とした。

雄たけびを上げる宮坂

 ここは取り返したい第3セット。春季リーグ戦で苦戦した近大の高いブロックにアタックをはじかれるが、ディグで仲間をフォロー(10‐11)。粘り強いプレーでロングラリーを見せた。その後もブロックとの連携を見せ、好ディグを見せた同志社。上にボールをあげることでトスが分散され、敵のブロックを回避することに成功した(14‐15)。しかし、一枚上手だったのは近大のアタッカー。長身から繰り出される鋭いアタックに苦戦し、22‐25で第3セットを奪われた。

 もう後がない第4セット。相手に連続してポイントを奪われると(13‐15)、焦りからかミスを連発。慌ててタイムアウトを取った。力強いアタックで猛追(22‐23)したものの、点差を詰めきることはできず、25‐23で第4セットを落とし、セットカウント1-3で敗北を喫した。

悔しそうな表情を見せる甲斐(心理3)

 王者との力の差を感じさせられた春のリーグ戦。しかし、チーム一丸となって練習を積み重ねた今、近大は勝てない相手ではなくなった。着実に強さを得る同志社だが、明日の相手は春季リーグ戦でストレート負けを喫した京産大だ。京産大戦に向けて「上位(リーグ)に行くためには絶対に落とせない」と言葉に熱を込めた宮野(心理4)。念願の上位リーグ戦に進むために、今日の試合は確実に糧となる。チーム一丸となって京産大に挑め。(文貴・小山莉奈、撮影・渡邉柚果、田組菜月)

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