バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】フルセットの激闘制する!

 10月15日、関西バレーボール連盟1部秋季リーグ第7戦が行われた。同志社は大産大を相手にセットカウント3-2で勝利を収めた。

 前回の天理大戦から3週間ぶりとなる今日の大産大戦。「少ない時間で合わせるところは合わせて、調整することができた」(宮野・心理4)と満を持して試合に臨んだ。

 第1セット、序盤から一進一退の攻防が続く(10-10)。中盤、宮野のディグがよくあがるとそれに応えるようにアタックも決まった(20-18)。24-24の同点で、手に汗を握る展開となるが、仲佐(経3)の鋭いスパイクが決まりセットポイントをとった同志社。最後は伴(商4)のブロックで28-26とし、第1セットを制した。

飛び込む宮野


 続く第2セット、甲斐(商3)のナイスサーブで流れをつくり、宮坂(心理3)の相手ブロッカーを物ともしない力強いスパイクが相手のコートに突き刺さった(12-8)。第1セット同様24-24のデュースとなったが、依然として同志社の勢いは止まらない。最後は、伴のブロックが決まり26-24で第2セットを連取した。

ブロックをする伴と甲斐


 このまま取り切りたい第3セット、中井(心理2)のレフトからの緩急をつけたスパイクでポイントを重ねる(5-4)。しかし、相手のサーブやスパイクで崩されることが増えた(18-21)。タイムアウト明け、途中出場の伊藤(経2)がサーブで活躍を見せるも、26-28で第3セットを奪われた。

スパイクを打つ中井

 第4セット、流れを取り戻したい同志社だったが、序盤からミスが続き点差が広がる(9-15)。スパイクも思うように決まらなくなり選手たちのプレーにも焦りが見えた。途中出場の大町(商2)や仲佐がいいプレーを見せるも、相手のペースは変わらず、19-25で第4セットを落とした。
 切り替えて挑んだ最終セット、互いに譲らず取って取られてのシーソーゲームとなる(8-8)。1歩前に出るために、強気な攻撃を見せた同志社だったが、点差は開かない。14-14の緊迫した場面で、平田(理工3)のミドルからのスパイクでセットポイントをとった(16-15)。最後は、中井のブロックが相手コートに刺さった。17-15で第5セットを制し、セットカウント3-2で勝利した。その瞬間、選手は抱き合い勝利の喜びをあらわにした。

 主将宮野は、「フルセットで集中力を保つのに必死だったんですけど、めっちゃ声出して走り回っていい雰囲気をつくってできたんでそこは良かったなと思います」と試合を振り返った。次戦は、春季リーグ9位の関学大。この勢いを持続し、繋ぎのバレーを見せることが勝利のカギとなる。持ち前の明るさと粘り強いプレーで、優勝争いに繋がる大事な一戦を勝ち抜け。(文責・渡邉柚果、撮影・平沼栞)

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