10月16日、関西大学バレーボール連盟 1 部秋季リーグ第8戦が行われた。同志社は関学大を相手にセットカウント2-3で敗北を喫した。
関学大は春季リーグ戦では敗北を喫した相手だ。今戦でリベンジし、春季リーグでの雪辱を果たしたい。「サイドが打ち切ってくるチームなので、ブロックでワンタッチを取って繋いで粘れるかが勝負の分かれ目となる」(宮野・心理4)。
第1セットはチームの連携が光った。相手ブロックに弾かれたボールをすかさず拾い、長いラリーに持ち込む。さらに、鋭いスパイクで次々とポイントを重ね、関学大にタイムアウトを取らせた(14-13)。タイムアウト後も勢いそのままにブロックポイントを中心に4連続得点する(20-16)。その後も調子を上げ、最後は中井(心理2)のスパイクで第1セットを獲得した(25-22)。
勢いを繋げたい第2セット。序盤からレシーブミスが目立ち、4連続失点を許してしまう。一度は相手の流れを断ち切り、タイムアウトを取らせるまで追い込んだ(8-10)。しかし、相手の勢いに押されスパイクミスを繰り返し第2セットを奪われた(14-25)。
流れを断ち切りたい第3セット。宮坂がアタックでもブロックでも活躍し、ポイントを連取(21-16)。セットを奪ったのは宮坂の強烈なスパイクだった(25-21)。
このまま勝ち切りたい第4セット。序盤から両者共に一歩も譲らない展開が続く(14-14)。タイムアウト後、サーブミスで流れが変わり、3連続失点(19-21)。慌ててタイムアウトを取るが、点差を詰めることができなかった(22-25)。
もう後がない第5セット。序盤は第4セットの流れを断ち切れず点差が開き続ける(3-6)。中井の鋭いスパイクで相手のミスを引き出し、3点連続でポイントを奪い、同点に追いつく(6-6)。その後は一進一退の攻防が続くもミスを連発。3連続失点し、タイムアウトを取る(11-13)。その後奮闘するも、点差は埋まることなく14-16で第5セットを落とし、セットカウント2-3で敗北を喫した。
主将宮野は「過去の試合含めてミスが1番多かったと思う」と振り返った。次戦は秋季リーグ第2戦で激しい接戦の末敗北を喫した立命大。残り1週間で今戦の敗因であるミスを減らし、より高みを目指す。立命戦で秋季リーグ戦での無念を晴らせ。(文責・平沼栞、撮影・渡邉柚果)