バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】前戦の勢い続かず惜敗

 11月20日、Phiten CUP 関西バレーボール男女選手権大会3回戦が天理大学杣之内キャンパスで行われた。同志社は龍谷大を相手にセットカウント1‐2で敗北を喫した。

 迎えた第1セット。昨日の勢いを保ちたい同志社だったが、そう上手くはいかなかった。お互い一歩も譲らず均衡を保っていたものの、先にマッチポイントを獲得したのは龍谷大(22‐24)。力量わずかに及ばず24‐26でこのセットを落とした。

レシーブを返す宮野

 続く第2セット。ここで負ければ同志社の負けが決まってしまうため、絶対に勝たなければならない場面だ。相手のアタックが2連続でアウトになり、流れをもっていかせないようにと敵がタイムアウトを取った(17‐16)。しかし、その後は同志社が流れをつかんで離さなかった。仲佐(経3)がレフトからの鋭いストレートで相手ブロッカーにアウトを取らせると、相手のミスが続き、25‐21でこのセットを奪った。

喜ぶ仲佐

 勝負を決める第3セットだったが、ブロックが機能せず、相手アタッカーに次々と打ち込まれてしまう。コンビネーションを駆使した敵の攻撃に翻弄され、5点差をつけられた(11‐16)。その後も点差を詰め切ることができず、19‐25でこのセットを落とし、セットカウント1‐2で敗北した。

 淡々とした試合展開が目立った関カレ。リーグ戦のときようにチームで雰囲気を作り出すことができなかった。課題の見えた2日間。しかし、この敗戦をこのまま終わらせるのではなく、次の戦いの糧とすることが重要だ。

 「1日1日大切に緊張感をもって、1勝でもできるように」(宮野・心理4)。全カレまでの残り5日間の練習でどこまで課題を解決できるかが勝利の鍵を握る。宮野組ラストとなる全カレまで全力で駆け抜ける。(文貴・小山莉奈、撮影・田組菜月)

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