ーー松島さんを主将セレクションに選んだ理由を教えてください。

三浦：卓球部は卓球で入った人と勉強で入った人がいてその中でも卓球もできるし勉強もできるので、文武両道な人ということで松島を選びました。

ーーお互いに対する印象を聞かせて下さい。

三浦→松島：すごいしっかりしているなって印象です。例えば、話し合いとかになったらちょっと論点がずれてしまった時に軌道修正してくれるし、めちゃくちゃふざけるわけでもなく真面目だけど、和ませてくれる時もあるしって感じです。

松島→三浦：三浦は元々すごい強い選手だなって思っていて大学で一緒にプレーできるのが嬉しかったんですけど、実際一緒にプレーとか練習とかしてみたらすごいやる時はやるし、喋ってくれる時は喋ってくれるし、結構切り替えがしっかりしているのと、威張るわけではないけどちゃんと主将として、しっかりみんなをまとめてくれているのがすごいなと思っています。

ーー卓球の魅力は何ですか？

三浦：卓球は一人一人得意な戦術と苦手な戦術があって、どんなに強くても、どんなに強い人でも苦手な戦術の人と当たったら負ける可能性がでてくるんですよね。だから、強ければいいだけじゃなくて、どんな戦型に対しても対応できる力が重要になってくるっていうのがおもしろいなって思います。

松島：卓球は1セットで11点取らなきゃいけないんですけど、11点取るにも頭の中で最初はこうして、でもだんだんこれが効かなくなるからセットの終盤になったらこうやって点を取ろうみたいな自分で攻め方を考えれるのが結構おもしろいかなと思います。

ーー昨年を振り返ってどうでしたか？

三浦：昨年はインカレベスト4に入ることを目標として取り組んでいたんですけど、結果としてベスト8になってしまって、リーグ戦では神戸松蔭に勝てたのに、インカレでは勝てなかったっていうのがあるので、同じくらいの力のあるチームにも、絶対に勝たなければいけない場面とかがあると思うので、そこで勝ち切る力がなかったなって思います。

松島：今、三浦が言ってくれてたようにインカレベスト4を目指してたんですけど、結構周りの大学が強くてそれに中々、自分たちもやることはやったけど、周りの大学に勝てるほど、神戸松蔭に勝てるほどじゃなかったところがあるので、いいメンバーが揃っているので目標をちゃんと達成できるように頑張りたいなと思います。

ーー今年の目標は何ですか？

三浦：チームとしてはインカレで優勝することを目標としています。個人でも、本井とか原田とか全国大会でベスト8入賞している人がいっぱいいるので、インカレで優勝目指せるくらいの力はあると思っています。個人としては関西学生で優勝することと全日学でベスト4にいけるくらいになりたいと思います。

松島：個人は、昨年は全日学に出場できなかったので今年は最後の年になるので、全日学に出場したいと思っています。

ーー主将が今季大切にしたいこと、言葉は？

三浦：「頂」にします。インカレ優勝と春秋リーグ連覇したいという風にチーム全員が考えているので、チーム全体の目標として達成しようという思いです。

（聞き手・撮影：駒嶺練）

色紙を持つ松島（左）と三浦（右）

◆三浦千緋呂（みうら・ちひろ）

2001年6月29日生まれ。四天王寺高校出身。商学部4年。

◆松島由佳（まつしま・ゆか）

2001年5月28日生まれ。兵庫県立御影高校出身。社会学部4年。