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~ルーキー特集2023~ 【女子ラクロス部】新戦力加わりチーム強化

 「全国制覇」を目標に掲げる同志社。昨年は惜しくも関西の王座を奪われ道半ばで夢は途絶えた。思い新たに再スタートした平井組。大所帯のラクロス部で、新入生ながらすでに試合出場を経験し、チームに貢献している羽場(生命1)、堀岡(政策1)に話を伺った。


 2人は高校で出会い、同志社高校のラクロス部として互いに切磋琢磨してきた。全国制覇を目標にしていた高校3年生の大会では、惜しくも全国4位という結果に終わる。不完全燃焼で終え、闘志に燃えていた。そこで出会ったのが今の平井組だ。全国優勝を目指す強豪チームで一生懸命、楽しそうにラクロスをしている先輩に惹かれ、入部を決意した。「レベルの高い先輩に追いつきたい」(羽場・堀岡)。ルーキー2人が新風を巻き起こし、新戦力に加わった。


 1人目に紹介した羽場は、切り返しを得意とするOFプレイヤー。1対1を着実に抜いてゴールへ走る。そんな彼女にも伸び悩んだ時期があった。練習を重ねても結果として表にでない日々が続いたが、練習以外の時間を活用し、仲間とともにラクロスに没頭することで今の活躍選手となった。同級生から「常にチームのメンバーに優しく接してくれてるので、 戦術のことも考えてくれるけど、みんなのことも考えてくれる」と言われるほど技術、人間性ともに長けている1面が垣間見えた。
 2人目に紹介した田中は、粘り強く最後まで追いかけるDFプレイヤー。高校の時から存在感を放ち、戦力としてチームに欠かせない存在であった。しかし、高校1年生から幾度も怪我を経験し、フィールドに立てない日々が続いた。しかし、真面目な性格から常に自分と挑戦し、スキルを追求。ラクロス人生から離れることなく、試合に出ている自分を想像し、常にプラス思考で怪我とラクロスに向き合った。


 第2のラクロス人生が開幕した。「チャンスをしっかり自分のものにして 試合で出た時にはしっかり活躍できるような選手になりたい」(羽場)「自分の強みである粘り強さとか 奪い切る力っていうのを活かして 試合に出た時はチームに貢献したい(田中)と、力強く目標を語る。平井組の闘志を掻き立てる新戦力2人に期待が高まる。(文責・長瀬来瞳)

◆羽場由莉奈(はばゆりな)

生命医科学部生命システム学科 12月8日生まれ。同志社高校出身。ポジションはAT。

◆堀岡香歩(ほりおかかほ)

政策学部政策学科 12月11日生まれ。同志社高校出身。ポジションはDF。
 

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